【七十二候】蚕起食桑とは 5月21日~5月25日頃
【二十四節気】小満の初候、【七十二候】蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ)。
蚕が桑の葉を食べはじめる頃です。
昔は、蚕を育てることが暮らしの中にありました。
桑の葉を摘み、蚕の様子を見ながら世話をする。
静かな作業ですが、毎日続ける大切な仕事だったそうです。
この季節に合う色
桑染色(くわぞめいろ) × 鳥の子色(とりのこいろ)
桑染色は、桑の木から生まれたやわらかな黄緑色。
春の若葉より少し落ち着きがあり、初夏の葉の色に近づいてきます。
桑の葉が増えてくるこの時期の景色によく合う色です。
鳥の子色は、少し黄みを含んだ白色。
繭や和紙のような、やさしい色合いがあります。
桑染色と合わせると、明るすぎず落ち着きすぎず、初夏のやわらかな空気を感じる組み合わせになります。
蚕起食桑の頃の景色
この時期になると、木の葉の色が少しずつ濃くなってきます。
少し前までは枝が目立っていた木も、いつの間にか葉っぱでいっぱいになっています。
店先では初夏の食材が増えきます。
子どもたちは学校や新しい環境に慣れて、4月は毎朝バタバタだったのに最近は少し落ち着いてきたな、と感じる日もありますよね。
この季節に合うハーブ
マルベリー
桑の葉のお茶として知られているハーブ。
少し香ばしさもあり、毎日の食事にも合わせやすい味です。
ノンカフェインなので、夜のハーブティーにも飲みやすいですね。
フェンネル
ほんのり甘さを感じる香り。
料理にも使いやすく、スープやサラダにもよく合います。
この季節に合うアロマ
ネロリ精油
やわらかな花の香り。
家事や子育てで気持ちが張っている日に、ふっと肩の力が抜けるような香りです。
パルマローザ精油
青葉のような爽やかさと、ほんのり甘い香り。
初夏の空気にもなじみやすく、気持ちを落ち着けたいときにも使いやすい精油です。
おわりに
桑染色のやわらかな緑と、鳥の子色のやさしい白。
蚕起食桑の頃は、暮らしの中に少しずつ初夏が増えてくる季節です。
毎日見ている景色も、気づくと春とは少し変わっています。
そんな季節の変化を感じながら過ごすと、忙しい毎日の中でも少し気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
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