【二十四節気】穀雨とは 4月20日~5月4日頃
4月20日頃からはじまる【二十四節気】穀雨(こくう)。
春のやわらかな雨が大地を潤し、種まきや田植えの準備を整えてくれる時期です。
空気は少しずつ湿り気を帯び、光はそのまま地面へとしみ込んでいくように感じられます。
この季節は目に見える変化だけでなく、内側でゆっくりと満ちていくものに意識が向きやすいとき。
そんな穀雨の空気に寄り添う色として、今回は「浅葱色」と「若緑色」を選びました。
穀雨の季節色
浅葱色 × 若緑色
浅葱色(あさぎいろ)は、ほんのりと緑を含んだやわらかな青。
雨上がりの空気や、水を含んで澄んだ光を感じさせてくれる色です。
一方の若緑色(わかみどりいろ)は、芽吹いた葉が雨を受けて少しだけ重みを持ちはじめた頃の緑。
やわらかさの中に、静かな力強さが宿っています。
この二つの色が重なると、空から降りた水が大地にしみ込み、命を育てていく穏やかな循環が見えてくるようです。
七十二候とともに感じる穀雨のうつろい
穀雨の期間は、さらに細やかに三つの節気に分けられます。
初候|葭始生(あし はじめて しょうず)
水辺に葦(あし)が芽吹きはじめる頃。
まだ小さな芽が、水と光を受け取りながら静かに成長をはじめます。
浅葱色のようなやわらかな空気の中に、若緑の命がそっと現れてくる時期です。
次候|霜止出苗(しもやみて なえ いずる)
霜が降りなくなり、苗が育ちはじめる頃。
冷たさがやわらぎ、土の中で準備していた命が一斉に顔を出します。
若緑色が少しずつ広がり、景色にやさしい活気が加わっていきます。
末候|牡丹華(ぼたん はなさく)
牡丹の花が美しく咲く頃。
ふくらみ続けてきたものが、ようやく形となって現れるタイミング。
やわらかな色の世界の中に、華やぎと存在感がそっと加わります。
この季節を過ごすヒント
穀雨の時期は、何かを急いで形にするよりも、
内側にあるものをゆっくりと育てていく時間に向いています。
雨が大地を潤すように、心にもやさしく水分を与えるような過ごし方を。
たとえば、
・温かいハーブティーをゆっくり味わう
・新しく芽吹いた植物に目を向ける
・静かな時間の中で、自分の気持ちを書き出してみる
そんな小さな積み重ねが、これからの季節を支える土台になっていきます。
おわりに
浅葱色の空気と若緑色の大地。
そのあいだに流れるやさしい水の気配。
穀雨の季節は、目に見えるものと見えないものの両方をそっと育ててくれる時間です。
この季節の気配に、そっと心をひらいていけたらうれしいですね。
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