歴と自然

【七十二候】乃東枯(なつかれくさ かるる)と紫苑色×深緑の季節

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

【七十二候】乃東枯とは 6月21日~6月26日頃

【二十四節気】夏至の初候は、【七十二候】乃東枯(なつかれくさ かるる)
乃東とは、現在の「夏枯草(うつぼぐさ)」のことです。
夏枯草は、冬に芽を出し春から初夏にかけて紫色の花を咲かせます。
そして夏至の頃になると、その花穂は少しずつ色あせ、役目を終えた姿へと変わっていきます。

「枯れる」という言葉から少し寂しい印象を受けるかもしれませんが、植物の世界では花が終わることも自然な営みのひとつです。
花が終わるからこそ種ができ、次の季節へ命が受け継がれていきます。

この季節の色

紫苑色(しおんいろ) × 深緑(しんりょく)

紫苑色は、やわらかな青みを含んだ紫色です。
夏枯草の花穂を思わせる色でもあります。
派手さはありませんが、落ち着きがあり、どこか品のある美しさを感じます。

深緑は、【二十四節気】夏至の頃の木々の色。
春の若葉から少しずつ色を深めた葉が、庭や公園、山の景色を豊かに彩っています。


紫苑色深緑を合わせると、初夏の落ち着いた風景が思い浮かびます。

乃東枯の頃の景色

この時期になると、庭の植物も少しずつ様子を変え始めます。
春から咲いていた花が終わりを迎えたり、種を作り始めたり。
一方で、葉は大きく育ち、緑はさらに濃くなっていきます。

新しく咲く花に目が向きがちですが、花が終わった後の植物を眺めるのも面白いものです。
花穂の色の変化や、種が育っていく様子を見ていると、植物が次の季節の準備をしていることに気づきます。

この季節に合うハーブ

セルフヒール(ウツボグサ)

乃東の正体でもある植物です。
紫色の花を咲かせ、日本では古くから親しまれてきました。
ハーブとして利用されることもあり、「セルフヒール」という名前でも知られています。

レモンバーム

初夏に元気よく育つハーブです。
葉に触れると爽やかな香りが広がり、庭に出る楽しみを増やしてくれます。

この季節に合うアロマ

ラベンダー精油

紫苑色を思わせる花の香り。
初夏の穏やかな空気にもよく合います。

サイプレス精油

深い緑を思わせる、すっきりとした木の香り。
木々が生い茂るこの季節にもぴったりです。

おわりに

紫苑色の花穂と深緑の木々。
【七十二候】乃東枯(なつかれくさ かるる)の頃は、咲く花だけでなく、役目を終えた植物にも目を向けたくなる季節です。
花が終わることも、種が実ることも、植物にとっては大切な営みです。

庭や道ばたの植物を眺めながら、季節が少しずつ進んでいることを感じてみてはいかがでしょうか。


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