歴と自然

【七十二候】霜止出苗(しもやみて なえ いずる)と苗色×白群の季節

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

【七十二候】霜止出苗とは 4月25日~4月29日頃

【二十四節気】穀雨の次候、【七十二候】霜止出苗(しもやみて なえ いずる)
朝、外に出たときに感じていたひんやりとした空気が、少しずつやわらいでくる頃です。

畑や田んぼでは、土の表面がふんわりとゆるみ、その下から細い芽がまっすぐに伸びてきます。
昨日までは見えなかった小さな苗が、ある日ふと目に入る。
そんな変化が、静かに増えていく季節です。

手で土に触れると、ほんのりと温かく、やわらかい。
空を見上げると、淡く澄んだ色が広がっている。

少し前までの「守るような時間」から、外へとひらいていく感覚へ。
気づかないうちに、季節はやさしく進んでいます。

この季節の色

苗色(なえいろ) × 白群(びゃくぐん)

苗(なえいろ)色は、田に並びはじめた苗のやわらかな緑。
整えられた水田に、等間隔に植えられた苗が風にゆれる様子を思い浮かべてみてください。まっすぐに伸びながらも、どこかやさしい。
そんな落ち着いた生命力を感じる色です。

白群(びゃくぐん)は、ほんのりと青みを含んだ淡く澄んだ色。
雨上がりの空や光を含んだやわらかな空気の色に似ています。

苗色の緑と白群の空気が重なると、田んぼに水が張られた景色のように静かでひらけた春の風景が広がります。

霜止出苗の世界観

苗が土から顔を出すのは、周りの環境が整ってきた合図でもあります。

土がやわらぎ、空気があたたまり、安心して外へ出られる状態になったとき、芽は自然と地上にあらわれます。

この時期は、内側であたためてきたものを少しずつ外に出していくタイミング。

たとえば、

書きためていたノートを開いてみる
気になっていたことを、小さく始めてみる
外の空気に触れる時間を少し増やしてみる

そんなささやかな一歩が、季節の流れとやさしく重なります。

この季節に寄り添うハーブ

エルダーフラワー

白く小さな花が集まって咲くエルダーフラワーは、春から初夏の空気によくなじみます。
ほんのり甘い香りのハーブティーを飲むと、体の中にこもっていたものが、やさしく外へ流れていくような感覚に。
季節の変わり目に、すっと呼吸がしやすくなるような一杯です。

フェンネル

細くしなやかな葉を持つフェンネルは、料理にも使いやすいハーブのひとつ。
スープやサラダに少し加えるだけで、すっとした香りが広がり、体の巡りが軽やかになります。
お腹のあたりがすっきりと整う感覚は、この季節の「外へひらく流れ」とよく重なります。

この季節に寄り添うアロマ

パルマローザ精油

やわらかなフローラルの香りが、気持ちをほどき穏やかな状態へと導きます。
お部屋に香らせると、空気が少しやわらぎ呼吸が深くなるような感覚に。

サイプレス精油

すっとまっすぐに立つ木の姿を思わせる香り。
ディフューズしたり、足元のケアに使ったりすると、体の巡りが整い、軽やかに動きやすくなります。

この季節を過ごすヒント

何か大きなことを始めなくても、小さな動きが次の流れにつながっていきます。

たとえば、

朝の光を少しだけ浴びてみる
近くをゆっくり歩いてみる
気になっていたことを、ひとつだけやってみる

そんな時間が、この季節のリズムにやさしく寄り添います。

おわりに

苗色のまっすぐな緑と、白群のやわらかな空気。
土の中で育っていたものが、そっと地上にあらわれてくるこの季節。

その小さな変化に気づいたとき、自分の中にも同じような流れがあることに気づくかもしれません。

この季節の気配に、そっと心をひらいていけたらうれしいですね。


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