【七十二候】半夏生とは 7月2日~7月6日頃
【二十四節気】夏至の末候は、【七十二候】半夏生(はんげ しょうず)。
一年の折り返し、田植えもひと段落する頃です。
「半夏生」の「半夏(はんげ)」とは、カラスビシャクという植物の別名です。
同じ読みの植物「ハンゲショウ(半夏生、半化粧、学名: Saururus chinensis)」も、この時期に白い葉を見せることから、初夏を代表する風景として親しまれています。
どちらも、この季節の訪れを感じさせる植物です。
この季節の色
白緑(びゃくろく) × 深緑(しんりょく)
白緑は、ごく淡い緑を帯びた白色です。
ハンゲショウの葉が半分ほど白く染まる姿を思わせる、涼やかな色です。
深緑は、夏へ向かって力強さを増した木々や田んぼの色。
白緑と合わせると、雨に潤う初夏の景色が思い浮かびます。
半夏生の頃の景色
この頃になると、田植えを終えた水田には、若い稲が風に揺れ始めます。
雨を受けて育つ木々や草花も、ひときわ鮮やかな緑を見せてくれます。
湿り気を含んだ空気の中で見る景色には、どこか静かな落ち着きがあります。
自然は少しずつ夏へ向かいながらも、梅雨ならではのやわらかな表情を見せてくれる季節です。
この季節に合うハーブ
レモングラス
初夏からぐんぐんと成長するハーブです。
まっすぐ伸びる葉は風にそよぎ、爽やかな香りが夏の訪れを感じさせます。
ペパーミント
清涼感のある香りが魅力のハーブです。
湿度の高い季節にも心地よく感じられ、庭でも元気に育ちます。
この季節に合うアロマ
サイプレス精油
雨上がりの森を思わせる、清々しい木の香りです。
深緑の景色によく似合います。
レモングラス精油
爽やかなレモン調の香りが、蒸し暑さを感じ始める季節に心地よく寄り添います。
おわりに
白く染まる葉と、生命力あふれる深い緑。
半夏生の頃は、静かな景色の中にも夏へ向かう自然の息づかいを感じられる季節です。
庭や公園、田んぼの景色をゆっくり眺めてみると、雨に育まれた植物たちの美しさに出会えるかもしれません。
慌ただしい毎日の中でも、季節の移ろいに目を向けるひとときが心を穏やかに整えてくれそうです。
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