文房具好きの心が動いた日
ようやく涼しい日が増えてきました。
散歩をしていると金木犀の香りが漂い、スーパーには秋から冬にかけての食材が並ぶようになりました。
本屋さんや文具店にも、ハロウィンのグッズや来年の手帳がずらり。
そんな季節になると、決まって気になるのが「福袋」。
福袋といえば、ひと昔前は、お正月の三が日に一斉に売り出されるイメージがありましたが、最近は年内に販売されたり、10月から先行予約が始まったりするものもありますね。
お正月ならではの特別感が少し薄れてしまったようで、なんとなく寂しい気もします。
でも、朝早くからお店に並ばずに購入できるのは、うれしいことですね。
私はタロットやオラクルカードのほかに、文房具や手帳も大好き。
気に入ったものを見つけると、ついつい買ってしまうので、数もどんどん増えていきます。
それなのに「福袋」という言葉を聞くと、また欲しくなってしまうんです。
「今年はどんな福袋があるかな?」
「どこで買おうか?」
そんなことを考えながらネットを見ていると、いつの間にか興奮気味でネットサーフィン。
気になる福袋を見つけるたびにわくわくして、あっという間に時間が過ぎます。
ところが、あれこれ調べているうちに、ふと思いました。
「これ、本当にいる?」
一度、落ち着こう。
「そうだ、こういうときこそタロット。タロットに聞いてみよう」
そこで、ハーブクラフターズタロットを1枚引いてみました。
出てきたのは、
Two of Air(風の2)― CHICORY(チコリ)
カードを見た瞬間、すーっと冷静になりました。
まるで「本当に必要なものは何か、よく考えてみて」と言われているようだったからです。
Two of Air(風の2)が伝える「選択」
タロットの風(Air)は、思考や知性、情報、判断などと結びついています。
そして数字の2には、二つのものを比較する、バランスを取る、選択するといった意味があります。
今の私には、まさに二つの気持ちがありました。
「福袋を買って、わくわくしたい!」
そして、
「好きなものに囲まれて過ごしたい」
どちらも私の素直な気持ちです。
カードを眺めながら、改めて自分に問いかけてみました。
「私は、どうして福袋が欲しいんだろう?」
すると、答えはとてもシンプルでした。
本当に好きなものに囲まれて、日々書くことを楽しみたい。
そうだった。
私は、毎日の手帳時間が大好きなのです。
お気に入りのペンで文字を書くこと。
好きな紙の手触りを感じること。
手帳を開いて、朝引いたタロットカードから感じたことや、その日の出来事、気持ちを書き留めること。
そんな時間を、これからも大切にしたいのです。
福袋はどうしてこんなにわくわくするの?
福袋には、不思議な魅力があります。
何が入っているか分からない期待感。
定価よりお得に買えるかもしれないという喜び。
そして、袋を開ける瞬間の楽しさ。
心理学では、結果が分からないことによって期待感が高まり、次の行動への意欲が強くなる場合があると考えられています。
福袋を開けるまでの、あのわくわくした気持ちにも、こうした心理が関係しているのでしょう。
さらに、「数量限定」「売り切れ間近」という言葉にも、私たちの心を動かす働きがあります。
これは心理学でいう「希少性の原理」と関係しています。
手に入れる機会が限られていると感じると、その商品がますます魅力的に見えてくることがあるのです。
今回の私も、まさにそうでした。
「完売する前にチェックしなくちゃ!」
そんな気持ちになっていたのです。
でも、これまでに買った福袋を思い返してみると、結局使っていないものが結構あるんです。
袋を開けた瞬間は、とても楽しい。
けれど、最初のうちは使っていても、いつの間にか引き出しの中にしまったままになっているものも数多くあります。
自分で一つひとつ選んだものではないので、好みに合わないものが入っていることもあります。
それなら、定価でも、本当に欲しいものを一つ買ったほうがいいのかもしれません。
買うときのわくわくと、使い続ける喜び。
この二つは、少し違うのですね。
チコリの花を眺めながら
今回のカードに描かれている植物は、チコリ。
キク科の植物で、美しい青紫色の花を咲かせます。
チコリの花は、一般に朝開き、午後になると閉じていく性質があります。
一日の中で、花を開く時間と閉じる時間があるのですね。
そんな特徴を知ると、今日の自分の気持ちと重なるように感じました。
福袋の情報を知って、ぱっと心が弾んだ時間。
そして、いったん落ち着いて、自分の気持ちを確かめる時間。
どちらも大切な時間です。
カードには、たくさんのチコリの花が咲いています。
それぞれの花は違う方向を向き、開き方も少しずつ違います。
その姿を眺めていると、たくさんの選択肢の中から、自分の好きなものを選ぶ楽しさを思い出します。
花の間には、蝶も飛んでいます。
蝶が花から花へと自由に飛び回るように、私もいろいろな文房具を見て、心惹かれるものを探したい。
そんなふうに感じました。
本当に好きなものに囲まれて暮らしたい
今回、カードを引いたことで、自分が大切にしたいことを改めて確認できました。
私は文房具が大好き。
お店に行って新しい商品を見つけると、わくわくします。
店内をぶらぶら歩いて、何も買わずに帰ってくることもあります。
文房具がたくさん並んでいる、あの空間そのものが好きなんですよね。
いろいろな商品を眺めたり、初めて見る文房具に出会ったり。
そんな時間も、私にとっては大きな楽しみです。
その気持ちは、これからも大切にしたいと思います。
そして、何かを買うときには、冷静に考えてみよう。
「これは、毎日使いたくなるものかな?」
「私の手帳時間をもっと楽しくしてくれるかな?」
そうやって選んだ文房具なら、使うたびにうれしい気持ちになれそうです。
たくさんの文房具を眺めて、紙の質感を確かめたり、ペンの書き心地を試したり。
そんな時間をゆっくり楽しみたい。
そして、本当に心惹かれるものに出会えたら、買って帰ろうと思います。
今日のTwo of Air(チコリ)から受け取ったメッセージは、
「私の毎日を彩るものを、私の心で選ぶ」
福袋の情報を調べていただけなのに、思いがけず、自分が大切にしていることを見つめ直す時間になりました。
こうして日常の小さな出来事から、自分の気持ちに気づけること。
それも、私がタロットを楽しんでいる理由の一つです。
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