7月23日頃から8月6日頃にあたり、強い日差しが照りつけ、入道雲が空高く広がり、夏の自然が最も力強く輝く季節です。
木々の葉は濃い緑をまとい、田んぼでは稲が風に揺れ、夏の花々もいきいきと咲き誇ります。
この季節に合わせたい日本の伝統色は、向日葵色(ひまわりいろ)です。
大暑とはどんな季節?
大暑は、一年で最も気温が高くなりやすい時期です。
暑さが続く毎日ですが、自然は豊かな生命力にあふれています。
朝早くには蝉の声が響き、青空には大きな入道雲が浮かび、夕方には夕立が暑さを和らげてくれることもあります。
夏祭りや花火大会など、日本の夏ならではの風景も各地で見られる頃です。
向日葵色が映す夏の輝き
向日葵色(ひまわりいろ)は、太陽に向かって咲くひまわりの花を思わせる、明るくあたたかな黄色です。
強い日差しをいっぱいに受けながら咲くひまわりには、夏の生命力が感じられます。
空へ向かって大きく花を開く姿は、見る人の心まで明るくしてくれるようです。
向日葵色には、前向きな気持ちや希望、元気を与えてくれる力があります。
【二十四節気】大暑の七十二候
【二十四節気】大暑には、次の三つの【七十二候】があります。
- 初候 桐始結花(きり はじめて はなを むすぶ)
桐の花が実を結び始める頃。春に咲いた花が少しずつ実へと育ち、季節が確かに進んでいることを教えてくれます。 - 次候 土潤溽暑(つち うるおうて むしあつし)
強い日差しと夕立によって土が潤い、蒸し暑さが増してくる頃。夏のエネルギーが大地いっぱいに満ちる季節です。 - 末候 大雨時行(たいう ときどき ふる)
入道雲が発達し、夕立や激しい雨が降る頃。恵みの雨が草木を潤し、夏の自然をさらに生き生きと輝かせます。
七十二候は、二十四節気をさらに細やかに分けた暦です。自然の小さな変化に目を向けると、暑さの中にも季節の移ろいが感じられ、毎日の暮らしが少し豊かに見えてきます。
大暑の季節を心地よく過ごすために
暑さが厳しい季節は、体をいたわる時間を意識して過ごしたいものです。
こまめに水分を補給し、十分な睡眠をとり、涼しい時間に散歩や庭仕事を楽しむことで、夏の疲れをためにくくなります。
室内では風通しをよくし、打ち水やすだれなど、日本の昔ながらの知恵を取り入れるのも素敵です。
暑い季節だからこそ、ゆったりと深呼吸をして、自然のリズムに耳を傾けてみましょう。
大暑におすすめのハーブ
ハイビスカス
鮮やかな赤いハーブティーは、見た目にも涼やかで、夏の水分補給にも親しまれています。
ほどよい酸味があり、暑い日の気分転換にもぴったりです。
レモングラス
爽やかな香りが広がり、夏の暑さの中でも気分をすっきり整えてくれます。
ハーブティーはもちろん、お料理にも使いやすいハーブです。
大暑におすすめのアロマ
グレープフルーツ精油
みずみずしく爽やかな香りが、暑さで重くなりがちな気分を軽やかにしてくれます。
朝のディフューザーにもおすすめです。
ペパーミント精油
清涼感のある香りが、夏の空気を心地よく感じさせてくれます。
暑い季節の芳香浴に取り入れると、爽快な気分を楽しめます。
おわりに
大暑は、夏の生命力が最も満ちあふれる季節です。
太陽の光をたっぷり浴びて咲くひまわりのように、自然は力強く、美しく輝いています。
向日葵色には、太陽のぬくもりと希望、そして前へ進む元気が込められています。
暑さに寄り添いながら、自分の体を大切にし、夏だからこそ出会える景色や植物を楽しんでみませんか。
自然とともに過ごすひとときが、毎日を明るく彩ってくれることでしょう。
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