【七十二候】蚯蚓出とは 5月5日~5月10日頃
【二十四節気】立夏の初候、【七十二候】蚯蚓出(みみず いづる)。
冬の間、土の中で過ごしていたミミズが地上へ出てくる頃です。
名前だけ聞くと少し驚くかもしれませんが、昔の人はミミズが動き出すことで「土が生きはじめた」と感じていたそうです。
雨のあと、庭や道ばたの土の匂いが濃く感じられたり、草木の色が急に深くなったように見えたり。
この時期は、目立たないところでもちゃんと季節が進んでいます。
この季節の色
苔色(こけいろ) × 灰青(はいあお)
苔色は、雨を含んだ苔のような深い緑。
木陰や石のそばで、静かに広がっている苔を思わせる色です。
派手ではないけれど、しっかり根を張っているような安心感があります。
灰青は、少しくすみを含んだ落ち着いた青。
雨上がりの空や、湿度を含んだ空気の色によく似ています。
苔色と灰青が合わさると、土と空気の両方を感じるような静かな立夏の景色になります。
蚯蚓出の世界観
この時期は、花のように目立つ変化よりも「見えないところでちゃんと動いている」そんなことを感じやすい季節です。
子育てでも、すぐには変わらなくて不安になったり、同じことを毎日繰り返しているように感じたり。
そんな日もありますよね。
でも土の中で根が育つように、目には見えなくてもちゃんと積み重なっています。
子どもも自分自身も、ゆっくり変わっている途中なのかもしれません。
この季節に合うハーブ
タイム
少し土っぽさを感じる、すっきりした香り。
料理にも使いやすく、スープや炒め物に加えると香りがふわっと広がります。
気持ちを切り替えたいときや、「よし、動こうかな」と思いたいときにも。
セージ
落ち着いた香りで気持ちを静かに整えてくれるハーブ。
考えごとが多いときや、なんとなく気持ちが重たいときにもおすすめです。
この季節に合うアロマ
シダーウッド精油
木の幹を思わせる、落ち着いた香り。
気持ちがふわふわするときに、地面に足をつけるような安心感を与えてくれます。
パチュリ精油
土を感じるような深い香り。
好き嫌いは分かれますが、疲れているときや気持ちが散らかっているとき、落ち着きを取り戻したいときによく合います。
この季節の過ごし方
この時期は、毎日の中で続いていることに目を向けてみる。
たとえば、
・毎日ごはんを作っている
・子どもの話を聞いている
・疲れていても朝起きている
当たり前に思えること、本当はすごく大事な積み重ねなんですよね。
おわりに
苔色の深い緑と、灰青の静かな空気。
目立たなくても、土の中ではちゃんと季節が動いています。
毎日の積み重ねは、あとからゆっくり形になっていきます。
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