夏空に大きな積乱雲が湧き上がり、夕立や雷雨が時折訪れる頃を表しています。
突然降り出す激しい雨に驚くこともありますが、その雨は大地を潤し、草木や田畑に豊かな恵みを届けます。
雨が過ぎたあとの澄み切った空気や青空には、夏ならではの清々しさが感じられます。
この季節に合わせたい日本の伝統色は、縹色(はなだいろ)です。
大雨時行とはどんな季節? 8月2日~8月6日頃
【七十二候】大雨時行(たいう ときどき ふる)は、【二十四節気】大暑の末候にあたります。
真夏は気温が高く、空へ昇った水蒸気が大きな積乱雲をつくります。
やがて激しい雨が降り、雷鳴が響き渡ることもあります。
雨は短時間で止み、そのあとには青空が広がり、葉の上には水滴がきらめきます。
自然は雨と晴れを繰り返しながら、季節を少しずつ次へと進めています。
縹色(はなだいろ)が映す雨上がりの空
縹色は、澄み渡る夏空を思わせる美しい青色の日本の伝統色です。
古くから藍染めの色として親しまれ、爽やかさと品の良さをあわせ持っています。
夕立のあとに広がる青空や、雨に洗われていっそう鮮やかになった景色にもよく似合います。
縹色には、雨がもたらした恵みと、再び光が差し込む希望が感じられます。
大雨時行の季節を心地よく過ごすために
急な雨が多いこの季節は、空模様を眺める時間も楽しみのひとつです。
雨が上がったあとに窓を開けると、ひんやりとした風や土の香りが運ばれてきます。
庭や公園では、葉に残る水滴が陽の光を受けてきらきらと輝き、夏の自然がいっそう美しく見えます。
自然の変化に目を向けながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
大雨時行におすすめのハーブ
レモンバーベナ
爽やかなレモンの香りが、雨上がりの澄んだ空気によく似合います。
ハーブティーとして楽しむと、暑さで疲れた心と体をやさしく癒してくれます。
ペパーミント
すっきりとした香りが広がり、夏の蒸し暑さを忘れさせてくれるハーブです。
冷たいハーブティーにして楽しむのもおすすめです。
大雨時行におすすめのアロマ
グレープフルーツ精油
みずみずしい香りが、雨上がりの爽やかな空気を思わせます。
気分を軽やかにしたい朝にもぴったりです。
ユーカリ・ラディアータ精油
清々しい香りが空気をすっきりと感じさせ、深呼吸したくなるような心地よさを届けてくれます。
おわりに
【七十二候】大雨時行(たいう ときどき ふる)は、激しい雨と澄み渡る青空、そのどちらも夏の大切な風景であることを教えてくれる季節です。
自然は雨の恵みを受けながら、次の季節へ向かって歩み続けています。
縹色の美しい青は、雨上がりの空や澄んだ空気を思わせ、心まで晴れやかにしてくれる色です。
空を見上げる機会が増えるこの季節、夏ならではの美しい景色を楽しみながら、自然の豊かさを感じてみてはいかがでしょうか。
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