好きな人を応援すること。
好きなものを集めること。
それは、毎日の暮らしに彩りを添えてくれる時間です。
一方で、子育て中のお母さんの中には、
「推し活どころじゃない。」
「毎日やることに追われて、自分の好きなことなんて考える余裕もない。」
そんな毎日を過ごしている方も少なくないかもしれません。
でも、ふと思ったのです。
人は、どうして好きなものを集めたくなるのでしょうか。
今日は、「好きなものに囲まれて暮らすこと」について、少し考えてみたいと思います。
私は、いくつか理由があるように思います。
心が落ち着くから
好きなものを眺めていると、不思議と気持ちが穏やかになりますよね。
心地よいと感じるものに触れていると、私たちの心は自然と安心し、緊張がゆるんでいきます。
同じ種類のものが並んでいる様子にも心地よさがあり、「ここが私の好きな場所」という安心感につながるのだそうです。
「好き」という気持ちを形にしたいから
好きなものを一つ手に入れると、その世界をもっと知りたくなります。
- この作家の別の作品も見たい。
- 違う色も欲しい。
- このシリーズを全部並べてみたい。
そんな気持ちが自然に広がっていきます。
思い出を残したいから
一つひとつの品には、その時の記憶が宿ります。
旅行先で見つけたもの。
誰かにもらったもの。
人生の節目に迎えたもの。
コレクションは、人生のアルバムのような役割も果たしています。
自分らしさを表現しているから
好きなものを集めることは、「私はこういうものに心が動く人です」という自己表現でもあります。
例えば、
- 洋服が所狭しと並んだクローゼット
- ハーブやスパイスが並ぶ棚
- ペンやノート、シールなどの文房具
それらを見ると、その人が大切にしている世界観が自然と伝わってきます。
人には「集める力」があるから
人類は昔、木の実や薬草、火を起こす道具などを集めて生き延びてきました。
必要なものを集め、蓄える能力は、生きるために大切な力でした。
その名残が、現代では趣味やコレクションという形でも現れていると考える研究者もいます。
「集める」という力は大人だけのものではなく、子どもも同じです。
石を集める子。
どんぐりを集める子。
電車の絵ばかり描く子。
大人には同じことの繰り返しに見えても、その子の心は夢中になって動いています。
好きという気持ちは、未来へ続く入り口なのかもしれません。
お母さんにも、「好き」を集める時間を
そして、お母さんにも「好き」を集める時間があっていいんです。
好きなものを一つ迎え、その世界を少しずつ広げていくことは、自分の心を大切にすることでもあります。
一冊の本。
一鉢の花。
一枚のカード。
一つのスタンプ。
小さな「好き」が増えていくたびに、自分だけの世界も少しずつ豊かになっていくように思います。
私自身、アロマやハーブ、タロットと出会い、好きなものを少しずつ集めながら、その世界を深く知っていきました。
気がつくと、自分の心にも少しずつ余裕が生まれ、子どもや家族、そして出会う人たちのことも、以前より穏やかな気持ちで見つめられるようになっていました。
好きなものを集めることは、自分の心を大切に育てること。
その積み重ねは、きっと自分の周りの大切な人にも、やさしく広がっていくのだと思います。
子どもが夢中になっていることにも、実は同じような理由があるのかもしれません。
次回は、「好き」が子どもの成長につながる理由について綴りたいと思います。
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