歴と自然

【七十二候】鴻雁北(こうがん かえる)と青藤色 × 灰白色の季節

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

【七十二候】鴻雁北とは 4月10日~4月14日頃

やわらかな春の空のもと、ふと見上げると遠くへと連なって飛んでいく鳥の姿。

【七十二候】では、この時期を鴻雁北(こうがん かえる) と呼びます。

冬のあいだ日本で過ごしていた雁が、北の地へと帰っていく頃。
つばめがやってきて、雁が帰っていく。
季節は、静かに次の流れへと進んでいます。

青藤色と灰白色が映す、春の余韻

青藤色(あおふじいろ) ― 空に残るやさしい余韻

ほんのりと青みを帯びた、やわらかな藤色。
澄んだ空の中に、まだ少しだけ残る冷たさや静けさを感じさせます。
遠くへ向かう雁の姿と重なり、心の奥に、そっと余韻を残していく色です。

灰白色(かいはくしょく) ― 境目にあるやわらかさ

白でもなく灰色でもない、やさしく曖昧な色。
冬の名残と春のあたたかさが溶け合い、どちらにも寄りすぎない穏やかな中間の色です。
この色は、手放すことと受け取ること、その両方をやさしく包み込んでくれます。

鴻雁北のメッセージ

雁は、季節とともに生きる鳥。
来るときも、去るときも、その流れに逆らうことなく、ただ静かに移動していきます。

この時期は、

・少し距離を置いてみる
・手放すタイミングを感じる
・次の流れにゆだねてみる

そんなことを、やさしく教えてくれます。

大きく変わろうとしなくても、自然と流れは進んでいくもの。
そのことを思い出させてくれる季節です。

この季節におすすめのハーブ

レモンバーム

やさしく心をほどく、穏やかな香り。
不安や緊張をゆるめ、心を落ち着いた状態へと導いてくれます。
季節の変わり目に、そっと寄り添ってくれるハーブです。

リンデン

やわらかな甘さを感じる、やさしいハーブ。
気持ちをゆるめ、安心感をもたらしてくれます。
手放しの時間に、そっと寄り添う一杯として。

この季節におすすめのアロマ

ラベンダー

心と体のバランスを整える、やさしい香り。
変化の中で揺れやすい心を静かに落ち着かせてくれます。

フランキンセンス

呼吸を深め、内側へと意識を向ける香り。
今ここにある自分を感じながら静かに次の流れへと向かう時間に。

おわりに

空を見上げると、遠くへと連なっていく雁の姿。
それは、別れというよりも「次へと進んでいく流れ」の一部のように感じられます。
青藤色のやわらかな空と、灰白色の静かな余白。
その中で、心もまた少しずつ次の季節へと向かっていきます。

気づかないほどのやさしさで、季節は静かに移ろっています。


森と心を結ぶタロット時間 | ハーブと香りで読み解く心のタロット講座 ~癒しから仕事へ~をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

© 2025 kiramekiaromatotarot.com. 本サイトのコンテンツ・画像の無断転載・複製を禁じます。

RELATED POST