【二十四節気】立春から少し進んだ頃、【七十二候】は 黄鶯睍睆(うぐいす なく) を迎えます。
この頃になると、山や林のほうから、鶯の声が聞こえてくることがあります。
姿は見えなくても、声だけが先に届く。
そんな季節です。
この時期に合う色が、鶯色です。
黄鶯睍睆とは 2月9日~2月13日頃
黄鶯睍睆(うぐいす なく)は、鶯が鳴き始める頃を表す言葉です。
美しい鳴き声は、春が近づいていることを教えてくれます。
耳で季節を感じる、そんな時期です。
鶯色という色
鶯色(うぐいすいろ)は、黄みを含んだ、落ち着いた緑。
明るすぎず、暗すぎず、まわりの景色になじむ色です。
遠くの林や、常緑樹の葉を見たときに感じる、あの静かな緑に近い色合いです。
暮らしの中の鶯色
鶯色は派手ではないので、日常の中に自然に取り入れやすい色です。
- バッグやストールなどの小物
- ノートやカバーの色
- 食卓に並ぶ器や布もの
ほんの少し加えるだけで、季節が一段進んだことに気づきます。
この季節に合うハーブとアロマ
黄鶯睍睆の頃は、音や気配で春を感じる時期です。
空気は少しやわらぎ、体も外の変化を受け取りやすくなってきます。
この季節には香りや味が前に出すぎず、静かに寄り添うようなハーブやアロマがおすすめです。
ハーブ|ネトル
ネトルは、春先に摘まれることの多いハーブです。
味や香りに強い主張はなく、お茶にすると、体にすっとなじみます。
季節が動き始める頃の、日々のリズムに合わせやすいハーブです。
ハーブ|スペアミント(少量で)
スペアミントは、やわらかく、軽さのある香りが特徴です。
少量をブレンドすると、気分が静かに切り替わります。
鶯色の落ち着いた印象とも、よく合います。
アロマ|プチグレン
プチグレンは、柑橘の葉から取れる精油。
青さと落ち着きが同時に感じられる香りで、この時期の空気感に自然になじみます。
朝や、家の空気を入れ替えるタイミングに向いています。
アロマ|サイプレス
サイプレスは、すっきりとした、静かな香り。
音に意識が向きやすいこの季節に、気持ちを落ち着けてくれます。
夜の時間や、ひと息つきたいときにも使いやすい精油です。
おわりに
黄鶯睍睆の頃は、景色より先に音が春を運んできます。
鶯色はその音の気配を映したような色。
ふと耳に入る音や、身の回りの色をきっかけに、春の近さを感じられるかもしれません。
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