【七十二候】山茶始開とは 2025年11月7日〜11月11日
【二十四節気】立冬の初候、「山茶始開(つばきはじめてひらく)」は、山茶花(さざんか)が咲きはじめるころを指します。
木々が葉を落とし、静まりかえった山の中で、冬の空気を吸い込むように咲く山茶花。
その花は、寒さの中にもやさしさと強さを秘めています。
昔の人は、この小さな花を“冬の訪れを告げる使者”として愛でました。
凛とした空気の中で一輪の花が咲く――
その姿に、「静けさの中の生命力」を感じ取ったのかもしれません。
季節に重なる伝統色「薄紅梅(うすこうばい)」
山茶始開に重ねたい色は――「薄紅梅(うすこうばい)」。
白にほのかに紅を差したような、上品でやわらかなピンク。
冬のはじまりの冷たさの中に、ほんの少し残るあたたかさを感じさせる色です。
薄紅梅の色は、まるで山茶花の花びらのよう。
冷気を含んだ朝の光に照らされて、静かに咲く花の息づかいを映しています。
薄紅梅の情景から感じるもの
寒風の中に立つと、吐く息が白く広がる。
その一方で、道端に目を向けると、小さな花が凛として咲いていることに気づきます。
「寒さの中にも、ぬくもりはある」
薄紅梅という色には、そんなメッセージが込められているようです。
それは、“頑張らなくてもいい”という優しい強さ。
人知れず咲く花のように、静かに自分を受け入れる季節です。
心と体の整え方
冬の冷えが始まり、体がこわばりやすくなる時期。
自律神経も乱れやすく、気持ちが沈むこともあります。
そんなときは、香りと温もりで心をほぐしましょう。
おすすめのケア
- 朝は白湯をゆっくり飲み、体を温める
- 肩や首を冷やさず、柔らかくストレッチ
- 夜は照明を落として、静かな音楽を
🌿季節のハーブとアロマ
ハーブ
- ローズ:感情をやさしく包み、自己愛を育てる。
- カモミール:冷えによる緊張をゆるめ、心を落ち着かせる。
- エルダーフラワー:風邪の予防にも。温かいハーブティーで心身を巡らせる。
アロマ
- ゼラニウム:女性ホルモンのバランスを整え、穏やかな気持ちに。
- フランキンセンス:深い呼吸を促し、冷えた心を静かに整える。
- スイートオレンジ:心に光を差し込むような明るい香り。
🍂 ママへのセルフケアのヒント
子どもを送り出した後の、静かな午前中。
カーテン越しの光の中で、温かいお茶を淹れてみてください。
そのひとときが、あなたの心を支える“静かな花”になります。
山茶花のように、控えめでも確かに咲く力を、自分の中にも見つけていきましょう。
まとめ
山茶始開は、冬の入り口に咲くやさしい花の季節。
薄紅梅のように、冷たさの中にあたたかさを感じながら、自分を静かに整える時間を過ごしてみてください。
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