Herbcrafter`s Tarot解説

19. The Sun × ST. JOHN`S WORT : 心の中に太陽を灯す

🌿植物と心をつなぐ内観の時間へようこそ

今日のタロットは、あたたかな太陽のように私たちを包み込んでくれる《The Sun(太陽) × ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)》。
光と喜び、そして“本来の自分”を思い出す時間を、ご一緒に過ごしてみませんか?

☀️ The Sun(太陽) × ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)の意味

このカードは「魂が光を取り戻す瞬間」を描いています。
心に影を落としていたものが晴れ、明るく輝く未来が見えてくる。
ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)は、太陽の力を宿したハーブ。
“光の植物”とも呼ばれ、落ち込みや不安をやさしく癒してくれる存在です。

☀️ The Sun(太陽)が教えてくれるメッセージ

「あなたはそのままで、すでに祝福されている存在」

《The Sun(太陽)》のカードは、自己否定や過去の痛みを超えたところにある“純粋な自己肯定”を表します。
誰かと比べなくていい。輝くあなたの光が、まわりの人にも希望を与えているのです。

🌼 ST. JOHN’S WORT(セイヨウオトギリソウ)が象徴するもの

  • 夏至に咲き誇る、太陽のような黄色い花
  • 鬱や不安を和らげる「心の光」
  • 学名“Hypericum”は「幻影に勝つ」を意味する
  • オイルにすると赤く染まり、傷を癒す力を持つ
  • 光と影を統合し、再生を促す植物スピリット

🔆 正位置の意味

  • 自己肯定と喜びの目覚め
  • 心の霧が晴れ、人生を祝福できる
  • 子どものような無邪気さを取り戻す
  • 幸運・成功・祝福のサイン

🌘 逆位置の意味

  • 本来の自分を疑っている状態
  • 光に気づいていない(気づけない)
  • 過去の傷や不安が未来への希望を遮っている
  • 誰かに祝福されたいという承認欲求の強まり

🎨 カードに描かれた世界からのインスピレーション

藍染の布の上に、太陽のように輝く黄色い花。
中央には赤く染まったオイル、そこに自然に落ちた花が浮かぶ。
この構図は、「癒しはいつも、自然からそっと差し出されている」ことを教えてくれます。
古代ミシュテカ族の太陽石の上にこぼれる花々は、魂への祝福のしるし
光を受け取る準備が、あなたの中で整ってきているのかもしれません。

🌿 ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)の癒しの活用法

  • オイル(インフューズドオイル):打ち身、炎症、神経痛に。太陽の光で抽出すると赤く染まる。
  • ハーブティー:気分が落ち込みがちな時や、夜に安心して眠りたいときに。
  • お守りハーブ:小瓶に詰めて「光のエネルギー」を携帯用に。
  • 花冠:夏至の日に花を編み込み、自分への祝福の儀式に。

🧘‍♀️ The Sun(太陽) × ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)内観ワーク

ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)の黄色い花を眺めながら、目を閉じて問いかけてみましょう:

  1. 今、私の中にある「光」はどこにある?
  2. 私が自分をもっと祝福してもいいのは、どんなとき?
  3. 誰かの太陽になろうとして、自分の光を後回しにしていない?

→ 答えは言葉でなくても大丈夫。
香り、映像、体の感覚で「自分の太陽」を感じてみてください。

🌺 The Sun(太陽) × ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ)× おすすめ精油(アロマ)

精油名働き使い方
ベルガモット気持ちを明るくリフトアップディフューズやハンドマッサージに
オレンジスイート無邪気さ・子ども心を思い出させるお風呂に数滴垂らして
ラベンダー不安を鎮め、安心感をもたらす枕元や胸元に香りを添えて

🔍 今日の私にぴったり合う精油診断

次の3つの問いに、直感で答えてください:

Q1. 今のあなたの気分に近いのは?
A. わけもなく落ち込みがち
B. 忙しくて余裕がない
C. 穏やかに過ごしている

Q2. 今、いちばん必要なものは?
A. 心の安定
B. 自分らしさ
C. 喜びや楽しさ

Q3. どんな香りに惹かれる?
A. フローラル系
B. 柑橘系
C. ハーバル系

▼ 結果

  • Aが多いあなたへ:ラベンダー、ローマンカモミール
  • Bが多いあなたへ:ベルガモット、ユーカリ
  • Cが多いあなたへ:オレンジスイート、ローズマリー

✨ ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ) の神話とスピリチュアルストーリー

セイヨウオトギリソウの名は「聖ヨハネ(St. John)」に由来し、夏至(6月24日・聖ヨハネの祝日)に最も美しく咲くことから名づけられました。
古くは、悪霊を払い、闇のエネルギーから人を守る魔除けの薬草とされ、「光の扉を開く鍵」として尊ばれてきました。
学名「Hypericum」の意味は「幻影に勝つ」──まさに、The Sun(太陽)のカードが描く「心の影を乗り越える力」そのものです。

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ST. JOHN`S WORT(セイヨウオトギリソウ) のように、やさしい光があなたに届きますように。


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