【二十四節気】春分とは 3月21日~4月4日頃
春の光が少しずつやわらぎ、空気の中にあたたかな気配が混ざりはじめる頃。
【二十四節気】では、この時期を春分(しゅんぶん) と呼びます。
昼と夜の長さがほぼ同じになり、陰と陽のバランスが整う、大切な節目です。
どちらかに偏るのではなく、静かに「ちょうどよいところ」に戻っていく――そんな、やさしい転換の時間でもあります。
春分の頃に感じる、ふたつの色
桜色 ― 心をゆるめる色
桜のつぼみがふくらみ、やがて、やわらかな花がひらく頃。
桜色は、どこか「安心」を思い出させてくれる色です。
頑張りすぎていた心がふっとほどけていくような、そんなやさしさがあります。
「そのままでいいよ」と、そっと語りかけてくれるような色です。
菜の花色 ― 命を目覚めさせる色
野原や土手に、菜の花が広がりはじめる頃。
菜の花色は、春の光そのもののような色です。
内側に眠っていたエネルギーが、やさしく動き出すような感覚。
「少しだけ、動いてみようかな」そんな気持ちを、自然と呼び起こしてくれます。
桜色と菜の花色が教えてくれること
桜色は「受け入れること」
菜の花色は「動き出すこと」
このふたつが重なるとき、心と体は、無理なく整っていきます。
焦らなくても大丈夫。
まだ途中でも大丈夫。
やわらかくゆるみながら、自然に前へと進んでいく――
それが、春分の流れなのだと思います。
春分の七十二候
春分の期間は、さらに細やかに三つの季節に分かれています。
初候:雀始巣(すずめ はじめて すくう)
雀が巣を作り始める頃。
小さな命たちが、新しい居場所を整えはじめます。
「これからの自分の居場所」を、そっと見つめ直すようなタイミングです。
次候:桜始開(さくら はじめて ひらく)
桜の花が咲き始める頃。
待っていたものが、少しずつ形になって現れてきます。
一気に満開にならなくても、「咲きはじめたこと」そのものが、大切な変化です。
末候:雷乃発声(かみなり すなわち こえを はっす)
遠くで春の雷が鳴り始める頃。
大地と空が響き合い、季節が大きく動き出す合図です。
内側にあった迷いや停滞も、この響きによって、少しずつほどけていきます。
春分の過ごし方
・桜色や菜の花色の小物を取り入れる
・春の光の中で、ゆっくり深呼吸をする
・温かいハーブティーで体をゆるめる
ほんの小さなことで大丈夫です。
大切なのは自然の流れにそっと身をゆだねること。
おわりに
春分は、「変わるためのスタート」ではなく、「すでに流れの中にいることに気づく時間」
桜色のやさしさと菜の花色のあたたかさに包まれながら、あなたの内側にある春も静かに芽吹いていきますように。
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