神々しい香り ~ダマスクローズ~
❁ 時を超えて愛される、ダマスクローズの神秘
今からおよそ5000万年前、地球上に誕生したとされるローズ。
紀元前3000年頃には、すでに古代人によって栽培されていた記録があり、その姿の美しさと芳醇な香りは、太古の昔から人々の心を癒し、愛と美の象徴として重宝されてきました。
❁ 世界一高貴な香り「ローズ・オットー」
ローズの中でも最高級とされるのが、ブルガリア産ダマスクローズ。
16世紀から栽培され、水蒸気蒸留法によりごく少量の精油(エッセンシャルオイル)が抽出されます。
その量、なんと──約5トンの朝摘みの花びらから、わずか1kgの精油しか採れません。
この希少で気品あふれる精油は「ローズ・オットー」と呼ばれ、女神の香りとも称されます。
❁ 大天使ハニエルとローズの香り
愛と感性、女性性の目覚めをサポートする大天使ハニエルは、この神聖な香りを通して、あなたの中に眠る本来の美しさを呼び覚ましてくれます。
ダマスクローズの香りは、まるで天界の祝福のように、心を満たし、幸福感で包み込んでくれるのです。
❁ 母である前に、ひとりの女性として
子育てに追われる日々、つい「自分を後回し」にしてしまいがちなママたちへ──
ローズの香りは、本来のあなたをそっと思い出させてくれます。
- 心が落ち着かないとき
- 人にやさしくできないとき
- 自分の魅力を見失っているとき
そんな時こそ、ローズの香りに包まれて「わたし」に戻る時間をとってみてください。
❁ ハートチャクラとローズの関係
ダマスクローズが対応するのは、第4チャクラ=ハートチャクラ(アナーハタ)。
ここは、愛・思いやり・共感・許しなどの感情を司る場所で、
恋愛、家族愛、友情、平和、そして“宇宙の愛”を感じるための大切なエネルギーポイントです。
ローズの香りは、閉ざされたハートを優しく開き、愛を「受け取る力」「与える力」をバランスよく整えてくれます。
❁ 神話の中のローズ 〜アフロディーテとヴィーナス〜
ギリシャ神話では、美と愛の女神アフロディーテがローズと深く結びついています。
その美しさと魅力で、多くの神々を惹きつけたアフロディーテの足元には、常にローズが咲いていたと言われています。
ローマ神話では「ヴィーナス」として知られ、ローズは彼女のシンボルフラワーとして描かれました。
この花はただの美しさだけでなく、女性の内なる力、官能性、精神的な豊かさを象徴しています。
❁ 金星のハーブとしてのローズ
占星術では、ローズは金星に対応するハーブ。
金星(ヴィーナス)は、愛、美、感受性、豊かさを司る天体。
ローズの香りに触れることで、あなたの中の愛する力・愛される力・自己価値感が自然と高まり、人生に彩りが戻ってくるのです。
❁ まとめ ~愛の香りで、わたしを取り戻す~
「ローズは、あなたの中にある“神聖な女性性”を思い出させる香り」
忙しい毎日に追われている時こそ、立ち止まって深く香りを吸い込んでみましょう。
その香りは、あなたのハートをやさしく解き放ち、“本来の輝き”を取り戻してくれるはずです。
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