迷って立ち止まったとき、白くまっすぐなその木に聞いてみて
こんにちは。
今日も子育てや家事に追われながらも、自分のことも大切にしたいと願っているあなたへ。
今回はHerbcrafter’s Tarotの《Seven of Water × BIRCH(シラカバ)》というカードにちなんで、古代ケルトのオガム文字と、シラカバが持つ「はじまりの力」についてお話ししてみたいと思います。

🌳 シラカバは、何かを終えてまた歩き出すときに現れる木
シラカバの木を、見たことはありますか?
白くて、すっと空に向かって伸びているその姿は、どこか凛としていて美しいですよね。
この木は火事のあとや土地が荒れたあとに、最初に芽吹いてくる「再生の木」でもあります。
何かが終わった場所に、まっさらな命を育てていく。
まるで、「もう一度やってみよう」「ここから始めていいんだよ」と語りかけてくれるようです。
🔠「Beith(ベス)」はオガム文字で“シラカバ”を意味します
古代ケルトには「オガム文字」という、木と結びついた不思議な文字があります。
そして、その最初の文字が「Beith(ベス)」。
これはシラカバのこと。
この文字には「誕生」「純粋」「はじまり」の意味が込められていて、「選び直していい」「自分の道を歩いていい」という優しい後押しがあります。
🍃 迷ったとき、魂の声を聞くヒントに
《Seven of Water》のカードは、「選択肢が多すぎて、何を選べばいいか分からない」そんな時に現れます。
あなたも家族のことを思いながら
「このままでいいのかな…」
「本当はもっと違う生き方をしたいけど…」
そんなふうに、心の中でいくつもの声が重なっていること、ありませんか?
そんなときこそ、「Beith=シラカバ」のメッセージを思い出してみてください。
🌿 今のあなたに必要なのは、「選び直す勇気」と「心の浄化」。
そして、白い幹のように、まっさらな心で「自分が本当に大切にしたいもの」に戻る時間を持ってみてくださいね。
✨ ママのための小さな内観ワーク
- 今、心の中にある“選べないこと”を紙に書いてみましょう
- そこから「いちばん心が動くもの」だけを選んで、○をつけてみましょう
- その願いを、そっと声に出して読んでみる
- できれば、自然の中に行って、木に触れながらその願いをイメージしてみてください
「選ぶ」ことは、怖くてエネルギーがいることだけど、選んだ瞬間に心がすっと軽くなることもあるんです。
🧴 シラカバを日常に取り入れるヒント
- 白樺樹液の入った化粧水でお肌と心をリフレッシュ
- シラカバの葉茶で、体の中からすっきりと
- 願い事を木の葉に書いて、風に乗せて流すリチュアル(※)もおすすめです
※「リチュアル(ritual)」とは、一般的に「儀式」「習慣的な行動」「神聖な行い」を指します。「何か特別なことをする」というよりも「当たり前の時間を、意識的に“神聖なひととき”に変えること」です。
今この瞬間から、また歩き出していい
子育ての中で、ママはつい「後回し」にしてしまう自分の気持ち。
でもBeithの木は言います。
「もう一度、あなた自身を選んでいいんだよ」
「ここから、また始めていいんだよ」
大丈夫。
何度でも、自分の気持ちを大切にしながら道を選び直していけます。
この小さな記事が、迷いの中にいるあなたの背中をふわっと押してくれますように。
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