Justiceが教えてくれる「測り直す」という優しさ
Justice × CANNABISのカードが出たとき、それは子どもへの思い込みを測り直すタイミングかもしれません。
子どもを思う気持ちは、いつも本気。
だからこそ、私たちはつい先回りして考えてしまいます。
「この子は人見知りだから」
「この子は繊細だから無理をさせないほうがいい」
「きっとこう考えているに違いない」
どれも愛情から生まれた言葉です。
でも、その言葉がいつの間にか、子どもの“固定された性格”になっていないでしょうか。
ラベルを貼ることは、悪いことではありません。
人は情報を整理するために、無意識にそうしています。
けれど、ときどきそのラベルが、目の前の“今の姿”を見えにくくしてしまうことがあります。
11. Justice (CANNABIS)のカードが出るとき
Justiceのカードが出るときは、「一度、測り直してみよう」と、そっと声をかけられているようなときです。
白か黒かを急ぐのではなく、いま自分がどんな見方をしているのかを、静かに見つめ直す時間。
心の中の天秤を、そっと水平に戻してみる。
そんな優しい促しが、このカードにはあります。
子どもを見る目を、もう一度
「この子は〇〇な子」と思っていると、その枠の中でしか見えなくなります。
でも本当は、
今日はたまたま元気がないだけかもしれない。
本当は挑戦したいと思っているかもしれない。
思っているより、ずっと強いかもしれない。
決めつけをゆるめた瞬間、子どもの表情が変わることがあります。
それは、“見られ方”が変わるから。
比べてしまう気持ちも、自然なこと
ママ友と比べてしまう。
兄弟姉妹と比べてしまう。
他の子と比べてしまう。
比べること自体は、自然な反応です。
人は、自分の立ち位置を知るために、周りを見るから。
でも、
比べることと、決めつけることは違います。
比べるのは観察。
決めつけは固定。
Justiceは、固定をゆるめるカードです。
自分にも向けてみる
子どもだけでなく、私たちは自分にもたくさんのラベルを貼っています。
私は要領が悪い。
私は感情的。
私はうまくやれていない。
Justiceは問いかけます。
いま見えている姿だけで、決めていない?
自分のことも、もう一度測り直してみよう。
測り直すという優しさ
偏見をなくそうとするよりも、気づいたときに少しゆるめる。
「もしかしたら私の思い込みかもしれない」
その一言が、子どもとの関係をやわらかくします。
Justiceのカードは、強く裁くカードではなく、静かに整えるカード。
天秤を持って立ちながら、白黒を急がず、いまの自分の見方を見つめ直す。
その姿勢そのものが、大人の優しさなのかもしれません。
CANNABISが教えてくれること
Justiceとともに描かれるCANNABIS(麻)は、とても象徴的な植物です。
同じ植物なのに、ある時代では神聖なものとされ、ある時代では危険なものとされ、そして今また、再評価されています。
評価は揺れ続けてきました。
でも、植物そのものの本質は変わっていません。
ここに、大切なメッセージがあります。
私たちは、「名前」や「イメージ」で物事を判断してしまいがちです。
でもそれは、本質でしょうか。
それとも、ある瞬間の見え方でしょうか。
CANNABISは教えてくれます。
見えている評価と、本質は同じとは限らない。
ラベルと本質は違う
CANNABISは、時代によって意味を変えられてきました。
それは、植物が変わったからではなく、人の見方が変わったから。
子どもも同じです。
「この子は〇〇な子」と決めたとき、その瞬間に見えなくなるものがあります。
でも見方を少し変えると、まったく違う面が見えてくる。
Justiceの天秤は、相手を裁くためではなく、自分の見方を整えるためにある。
CANNABISは、その象徴。
評価は動く。
印象は変わる。
本質はもっと静かなところにある。
測り直すという選択
偏見を持たない人になる必要はありません。
でも、
「いま私は、どう見ているだろう」
と問いかけることはできる。
その問いが、関係をやわらかくする。
Justice × CANNABISは、強い正しさではなく、しなやかな視点をくれます。
白黒を決める前に、一度、深呼吸する。
それだけで、子どもを見る目も、自分を見る目も、変わっていきます。
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