「新月に願い事をすると叶うらしいよ」
そんな話を、どこかで耳にしたことがある人も多いと思います。
実際、新月になるとSNSでも「願い事を書きました」という投稿をよく見かけますよね。
でもその一方で、
「書いても何も変わらない」
「毎回同じことを書いている」
「続ける意味が分からなくなってきた」
そんな声があるのも事実です。
私自身も、しばらくその理由が分かりませんでした。
けれどタロットを読み続けるうちに、ようやく気づいたことがあります。
願いが叶わないのは、“本当に願っていない”から
…と言うと、ちょっとドキッとしますよね。
でも、責めたいわけではありません。
ここで言う“願っていない”とは、頭ではそう願っているけれど、心の奥はそう思っていないという意味です。
たとえば、
「心穏やかに過ごしたい」と書いていても、内側にはまだ、家族や周りの期待に応えようとする緊張が残っている。
「自分を大事にしたい」と願っていても、心の奥では“誰かに認められたい気持ち”が強くて、ゆっくり休むことに罪悪感を感じてしまう。
そんな時、願いはなかなか動きません。
叶わないのではなくて、まだその願いを受け取る準備ができていないだけ。
ただ、それだけなんです。
“願いを書く”よりも大切なのは、本音をそっと見つけること
タロットを読んでいると、“頭の願い”と“心の本音”のズレがカードに表れることがあります。
「やりたい」と思っていることが、実は「やらなきゃ」と思い込んでいるだけだったり。
「こうなりたい」と願っているはずなのに、心の奥では「ほんとは怖い」と躊躇していたり。
そういうときは、願い事を紙にいくら書いても、心の奥がその願いにYESと言っていない。
だから、願いを叶えるために必要なのは本音を拾ってあげること。
その小さな“ほんとう”こそが、いちばん強い願いの種になります。
新月は、“自分の心に戻る日”でいい
新月について詳しい知識がなくても、月のパワーを語らなくても大丈夫。
新月はもともと、「一度リセットして、また始まっていく」タイミング。
だから私は、新月は、建前をそっと脇に置き、心の声を静かに聞く日と決めています。
特別な儀式も、立派な願い事も必要ありません。
・本当はどうしたい?
・何に疲れている?
・何を手放したら、少し楽になる?
そんな小さな問いを、紙に書いてみる。
それだけで、願いは動き始めます。
願いは大きくなくていい。素直なものほど叶いやすい
人は、本音に沿っている願いには自然と動けます。
逆に、「こうするべき」で書いた願いは、どれだけ月にお願いしても動きません。
だから新月の日に書くなら、背伸びした未来よりも、“私の心が本当にうれしい方向”を選んであげてください。
それが、いちばん叶いやすい願いです。
今日の新月、あなたの心は何を望んでいますか?
願いを書く前に、少しだけ深呼吸をして、胸に手を当ててみましょう。
目を閉じると、「実はずっとこうしたかった」そんな小さな声が、ふっと浮かんでくるかもしれません。
願いはそこから始まります。
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