歴と自然

太陽暦と太陰暦、そしてカレンデュラ

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

― 暦が教えてくれる、太陽のリズムと内なる情熱 ―

☀️ 太陽暦(たいようれき)とは

太陽暦は、地球が太陽のまわりを一周する時間=1年(約365日)を基準に作られた暦です。
春夏秋冬の季節がほぼ一定の周期で巡るため、農業や行事の計画に向いています。

私たちが今使っている「カレンダー(グレゴリオ暦)」は、この太陽暦にあたります。
「3月21日ごろが春分」「9月23日ごろが秋分」といった節目も、太陽の位置で決まっています。

🌙 太陰暦(たいいんれき)とは

太陰暦は、月の満ち欠け(新月→満月→新月)を基準にした暦です。
月が一巡するのは約29.5日。
それを12か月で計算すると約354日となり、太陽暦より約11日短くなります。

季節のずれを修正するために、数年に一度「閏月(うるうづき)」を入れて調整したのが、
太陰太陽暦(たいいんたいようれき)
奈良・平安時代の日本では、この太陰太陽暦の一つである「宣明暦(せんみょうれき)」が使われていました。

🕊 明治時代に変わった“時間の感覚”

明治5年(1872年)、日本は西洋の制度を取り入れるため、「太陽暦(グレゴリオ暦)」を正式に採用しました。

それまで人々は、月の満ち欠けを見て「今日は新月」「もうすぐ満月」と感じ、自然のリズムに合わせて暮らしていましたが、
新しい暦に変わることで、時間の感じ方が少しずつ変化していきました。

それでも今なお、旧暦の行事(お月見、節分、七夕など)は生き続けています。
暦が変わっても、自然とともに生きる日本人の感覚は、ちゃんと心の奥に残っているのです。

カレンデュラ ― カレンダーの語源から生まれた太陽の花

カレンデュラ(Calendula)の名前は、ラテン語の 「Calendae(カレンダエ)」=“月の始まり” に由来します。
この言葉は、のちに「Calendar(カレンダー/暦)」の語源にもなりました。

古代ローマでは、カレンデュラがほぼ毎月のように咲く花だったため、“月の初めを告げる花”と呼ばれていたのです。

つまり、カレンデュラは「時のめぐりを知らせる植物」。
その姿は、まるで太陽と月の暦をつなぐ橋のようです。

Three of Fire × CALENDULA

― 自分のリズムを取り戻す季節 ―

『The Herbcrafter’s Tarot』の《Three of Fire × CALENDULA(カレンデュラ)》は、
「創造」「喜び」「行動する季節」を象徴するカードです。

机の上には、鮮やかなカレンデュラの花びらが散り、瓶にはオイルやチンキ、乾燥花――
まるで「今を生きる喜び」が溢れているような光景です。

このカードは、「太陽の光を受けて、自分の情熱を形にする時」を教えてくれます。

🌿 太陽と月の暦を生きるように

カレンデュラは朝日とともに花を開き、夕暮れには閉じます。
まさに「太陽暦を生きる植物」。

けれど、満月の夜には、花びらが月光を受けてほのかに光るともいわれます。
つまり、カレンデュラは太陽(行動)と月(感情)の両方に調和して咲く花。

それはまるで、太陽暦と太陰暦の間に立ち、どちらのリズムも大切にする存在のようです。

💫 カードのメッセージ

このカードは、こう語りかけているように思えます。

太陽のように、あなたの中の光を信じて行動して。
そして、月のように、自分の感情を優しく見つめて。

暦が変わっても、私たちの体の中には今も「太陽と月の暦」が流れています。
そのリズムを取り戻すことが、人生を自分らしく咲かせる第一歩なのです。

おわりに

太陽暦は「行動と外の世界」を、
太陰暦は「感情と内なる世界」を教えてくれます。

どちらか片方ではなく、両方を感じながら生きること。
それこそが、自然と調和して生きるということ。

《Three of Fire × CALENDULA》は、太陽の花のように自分のリズムを取り戻すことを優しく思い出させてくれるカードです。


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