あなたが出産したとき、
わが子に一番に願ったことはなんでしたか?
きっと、たくさんのことを思い浮かべたでしょう。
でも、その根っこにあったのは――
「どうか健康で、幸せに育ってほしい」
その想いだったのではないでしょうか。
けれど、子どもが成長していくにつれて、
「もっとできるはず」
「どうして言うことを聞かないの?」
そんな“期待”が少しずつふくらみ、気づけば、怒ってばかりの毎日になってはいませんか?
そんなママに、ぜひ知ってほしい花言葉があります。
カリフォルニアポピーの花言葉「私を拒絶しないで」
この少し切ない花言葉は、カリフォルニアポピーの花が日が落ちると閉じてしまう習性に由来します。
太陽に向かって花びらを開き、光がなくなると閉じてしまう様子が、「閉ざされた心」や「拒絶されることへの恐れ」と重ねられたのです。
「光があれば開くけれど、光がなければ閉じてしまう…」
この繊細な性質が、人の心の動きと重なり、こうした花言葉になったと考えられています。
この言葉が私たちに教えてくれるのは、子どもの心の奥にある繊細な光と、ママ自身の内側にある癒されていない思いです。
子どもの心は、光に向かって咲く花のよう
子どもたちは、本来、太陽のような存在です。
屈託のない笑顔で、そこにいるだけで周囲を明るく照らしてくれる――。
けれどその笑顔は、いつからか曇っていく。
無意識のうちに「世間」という名の価値観に合わせるように育てられ、「こうしなきゃダメ」「なんでできないの」と言われ続けるうちに、子どもの心の中にある太陽は、少しずつ曇っていきます。
「私を拒絶された」と感じた瞬間、その心はそっと閉じてしまうのです。
ママの心にもある「拒絶された記憶」
この花言葉は、実はママ自身の心にも響くのではないでしょうか。
「頑張っているのに認めてもらえない」
「私なんていない方がいいんじゃないか」
「本音を言うと嫌われてしまいそう」…
それはもしかしたら、過去に「拒絶された」と感じた記憶が、まだ癒されずに残っているのかもしれません。
自己表現と光のエネルギーは、ママの中にもある
カリフォルニアポピーは、光のある方向へ向かって咲きます。
閉じた花も、太陽が照らせばまた開くのです。
ママ自身がもう一度、自分の“光”に気づくこと。
それが、子どもの笑顔を取り戻す何よりの近道だと私は思います。
「私は、もう拒絶されない」
そう心の奥で信じることができたとき、きっと、あなたも、子どもも、本来の輝きを取り戻していくはずです。
🌿テーマに寄り添うハーブティーブレンド
「心をひらく やさしさのブレンド」
(ママと子ども、どちらの心にも光を届けるティー)
☕ブレンド内容(1人分)
ハーブ | 分量 |
---|---|
レモンバーム(1g) | 不安をやわらげ、心を明るく。自己否定の感情に光を差し込む。 |
ローズ(0.5g) | 自己愛・自己受容のサポート。感情の解放にも。華やかな香りで気持ちを整える。 |
カリフォルニアポピー(0.3g程度/※少量) | 繊細な心に寄り添い、内なる平和をもたらす。就寝前やリラックスタイムに。 |
ラベンダー(少々) | 母性・安らぎ・深呼吸。過緊張をゆるめ、受け入れる心を思い出させてくれる。 |
🍯お好みで加えるもの
- 蜂蜜(ハチミツ):甘さの中に「大丈夫」の安心を。
- ミルク:眠る前のやさしいひとときにぴったり。心と体の“撫でるケア”に。
🌞おすすめの飲むタイミング
- 夜寝る前のリラックスタイム
- 子どもと向き合う前の“ママの心を整える時間”に
- ジャーナリングや内観ワークとセットで
🔎注意点
- 妊娠中・授乳中の場合は、カリフォルニアポピーの使用を避け、他のハーブのみでアレンジしてください。
(例:リンデン・レモンバーム・ローズ・ラベンダーの4種でOK)
このハーブティーは、「私を拒絶しないで」という繊細なメッセージに寄り添うブレンドです。
自分を否定してしまいそうなとき、子どもにきつく当たってしまったあと――
そんな時こそ、あたたかいお茶を一杯。
「ママも、光があればまた咲けるんだよ」
そんな声を、ハーブたちが静かに伝えてくれるはずです。
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