〜冷え性さんも安心!ビーバーム(ベルガモット/Monarda didyma)で巡りを整える〜
🌿植物と心をつなぐ内観の時間へようこそ
もうすぐ8月も終わりなのに、連日のように発せられる「熱中症警戒アラート」。
外に出るだけで汗が噴き出し、冷房の部屋に逃げ込む毎日――。
でもその反動で、体の中はなんとなく重だるく、冷えているような感覚、ありませんか?
今日は、そんな夏の悩みに寄り添ってくれる「ビーバーム(ベルガモット/Monarda didyma)」というハーブをご紹介します。
実は、体を温める性質を持つハーブでありながら、熱中症対策にも役立つ、ちょっと意外な存在なんです。
☀️ビーバーム(ベルガモット/Monarda didyma)ってどんな植物?
ビーバームは、北アメリカ原産のハーブで、燃えるような赤い花が特徴。
その姿はまさに「情熱」「エネルギー」「火の象徴」。
精油成分のチモールを含み、スパイシーで爽やかな香りがします。
日本では「ヤグルマハッカ」とも呼ばれます。
🌿ビーバーム(ベルガモット/Monarda didyma)の効果効能
効果 | 内容 |
---|---|
✅ 芳香性発汗作用 | 体を温めて発汗を促し、熱を自然に逃がす |
✅ 消化促進・食欲増進 | 夏バテ気味の胃腸にやさしく働きかける |
✅ 抗菌・抗ウイルス作用 | 風邪や喉の違和感の初期におすすめ |
✅ 鎮静作用 | 香りが不安や緊張をやわらげてくれる |
つまり、冷たい飲み物で体を冷やすのではなく、内側からバランスを整えるタイプのハーブ。
冷え性の人や、冷房で体がだるくなってしまう人にぴったりです。
🧊熱中症予防におすすめ!ハーブブレンドレシピ
冷たい麦茶ばかりでは、実はお腹が冷えてしまうことも。
そんなときにおすすめなのが、温性ハーブをベースにした夏のブレンドティーです。
🍵ビーバームのスパイシーブレンド
ハーブ | 役割 |
---|---|
ビーバーム(主役) | 発汗・胃腸サポート・香りで気分をリフレッシュ |
レモングラス | クールダウン+消化促進+爽やかな香り |
ジンジャー(少量) | 体の芯を温め、発汗を助ける |
ペパーミント(少量) | クール感と清涼感をプラス(入れすぎ注意) |
ハイビスカス(お好みで) | クエン酸補給で夏バテ防止、赤い色も美しく |
🌿作り方
ドライハーブをブレンドしてティーポットで蒸らし、少し冷ましてから飲んでもOK。
冷蔵庫で冷やすときは、しっかり抽出してからがポイントです。
💬冷え性さんの夏ケアにも
夏こそ、実は「隠れ冷え」に悩む女性は多いもの。
ビーバームのような温性ハーブは、外からの熱と内側の冷えのアンバランスを整える力があります。
体を冷やさずに熱を逃がすというビーバームの知恵は、
「涼しさ=冷たさ」だけではないことを教えてくれます。
📝こんな方におすすめ
- 冷房で足元が冷える
- 夏なのに手足が冷たい
- 食欲がない・胃が重い
- 熱中症は怖いけど、冷たいものは苦手
そんなあなたに、ビーバームのハーブティーは心強い味方になってくれるかもしれません。
🌿おわりに
炎のように咲き誇るビーバームは、夏の私たちに「バランスを整え、内なる情熱を忘れないで」と語りかけてくれる植物です。
冷え性の方にも優しい熱中症ケア、自然の力を上手に借りながら、今年の夏も心地よく過ごしていきましょうね。
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