こんにちは、ハーブインストラクターのはちみつです。
アロマに興味があるけど、知っていることといえばアロマランプで精油(エッセンシャルオイル)を焚いて香りを楽しむことくらい?
「他にはどんな使い方があるの?」
「そもそもアロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)ってどこで買えばいいの?」
「スクールに通って習わないとだめなの?」
職業柄、アロマセラピーに関する本は常にチェックしていて、現在「アロマ」「ハーブ」関連の書籍は100冊を超えます。このサイトでは、アロマセラピーをこれから始める方、始めたばかりの方に最適の厳選3冊をご紹介します。
「アロマ」「おすすめ」「本」と検索すると多くのサイトがヒットします。でもアロマの本も様々。おすすめだったから、レビューが良かったからで購入してしまうと、逆にわからなくなってしまうかもしれません。
新版 アロマテラピー レシピ事典 ~3ステップでアロマを100倍楽しむ~(栗原冬子:著)
最初におすすめしたいのが栗原冬子さんの『新版 アロマテラピーレシピ事典』です。
この本は旧版が2011年に出版され、2019年に新版が出版されました。長く愛されているその特徴は
- ・アロマテラピーの基礎知識が簡潔・明瞭で、さらりと読め、実践しやすい
- ・基本の精油(エッセンシャルオイル)7種だけで楽しむことができる(オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ゼラニウム、ティートリー、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー)
- ・それぞれの精油の特色、主な作用、1本使い切りレシピの記載(使い切れないかもという不安が解消)
- ・基本の精油7種だけで組み合わせたブレンドレシピとその使い方の記載(たくさんの種類の精油を買わないとブレンドが作れない、という不満が解消)
- ・相性の良い精油が載っていて自分好みのブレンドオイルが作れる
- ・ステップアップとして、お役立ち精油7種、とっておき精油7種の記載がある
- ・認定資格についての記載がある(資格を検討している方は参考になるかも)
精油7種だけでブレンドできるように考えられている本は他にはありません。他の本だと「あの精油がないからブレンドできない」「アロマってお金かかる」と思ってしまうかも。この本は少ない精油と予算で楽しめるように工夫されているのが最大の特徴です。
世界一やさしい! アロマ図鑑(林真一郎:監修)
こちらは2020年に初版発行された書籍で精油(エッセンシャルオイル)の図鑑です。アロマの楽しみ方が少しわかるようになって、もっと色々な種類の精油を揃えて楽しみたいという方におすすめです。48種類の精油が漫画でわかりやすく紹介されています。
- ・フローラル、ハーバルなど香りの特徴ごとにまとまっている
- ・精油の作用、成分、色、香り、ハーブとしての特徴、歴史などをわかりやすく解説
- ・学名の記載(難しいのでスルーされがちですが、読み方が書いてあるのでわかりやすい。学び始めのうちから学名に触れておくと後々役に立つ)
- ・使い方のページは非常にシンプル(ブレンドレシピはないが、気軽に実践できるし続けやすい)
- ・それぞれの精油ごとに香りや色の特徴、成分、植物の特徴や歴史など。さらに四コマ漫画で、楽しく精油の知識が身に着く。
心と身体にもっと優しく深く効く! 自然のお守り薬 (森田敦子 著)
アロマやハーブを自然の薬として取り入れたいという方におすすめのフィトテラピー(植物療法)の本。ハーブと精油(エッセンシャルオイル)両方のレシピが満載です。
- ・体質チェック表(この表でチェックをして自分だけのハーブの薬箱、精油の薬箱を作っていきます)
- ・かわいいイラスト付きで、体に取り入れる3つの方法「飲む、香る、塗る」を詳しく解説
- ・一日の中でどのように取り入れるかのアドバイスのページ(ほかに1か月、1年もあり)
- ・不調や症状別に対応するハーブ、精油、食べ物、生活習慣を解説
- ・キレイをつくるフィトケアレシピ(不調だけでなく、美容のレシピもたくさんある)
まとめ
いかがでしたか。「他のサイトはたくさんのおすすめ本があるのに、たったの3冊だけって‥‥」と思った方もおられると思いますが、気になる方はぜひ書店に足を運んで実際にご覧になってみてくださいね。
尚、最初から「私はきっちり勉強したい」という方は、上記に紹介した本では物足りないかもしれません。ブレンド、精油の科学、図鑑、クラフト、トリートメント、アロマとアーユルベーダ、アロマと中医学、アロマとスピリチュアル、アロマとカラーセラピー、ペットケアなど、アロマの本といっても重視する点が違います。多くの書籍が販売されていますから、きっとご自分に合う本に出合えると思いますよ。