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植物と心をつなぐ内観の時間へようこそ
今回ご紹介するのは、《The Herbcrafter’s Tarot》の12番「The Hanged One(吊られた男)」と対応する植物、BURDOCK(ごぼう)です。
動けないように見える時間にこそ、深い内なる変容が芽吹いている。
そんなメッセージを、タロットとハーブが優しく教えてくれます。
🌿 The Hanged One(吊られた男) × BURDOCK(ごぼう) の意味
このカードは、動きのなかではなく「静けさと停止の中」で起こる変容を象徴しています。
ごぼうは地中深くにまっすぐ根を伸ばし、見えない場所で滋養を蓄えています。
この組み合わせは、私たちが「今は進んでいない」と感じる時間に、実は見えないところで内面が深く耕されていることを示しています。
🌀 The Hanged One(吊られた男) のカードが教えてくれるメッセージ
- 一時停止は、怠けているわけではなく、“整える”ための時間。
- コントロールを手放すことで、新しい視点が訪れる。
- 苦しみを乗り越えるのではなく、そこに“身を委ねる”ことで癒しが始まる。
🌱 BURDOCK(ごぼう)の象徴するもの
- 地中にしっかり根を張る=自己の軸
- 滋養と解毒=溜め込んだ感情の解放
- 雑草扱いされやすいけれど薬効が高い=隠れた価値
ごぼうは、まるで「見過ごされてきた私の本質」を思い出させてくれる植物です。
🌓 正位置の意味
- 自分のペースで進んでよいこと
- 焦らず内面を見つめる時期
- 執着を手放し、新しい視点を受け入れる準備が整ったこと
🌒 逆位置の意味
- なかなか手放せない感情がある
- 頭ではわかっているのに、行動に移せない
- 自分の中の厳しさが、自分を縛っている
🎨 カードに描かれた世界からのインスピレーション
- ティーカップに映る葉のない木:内面の静けさや冬の象徴。今は“育つ”よりも“根を養う”時期。
- ゴボウの根がルーンの形をしている:魂の深層にある叡智が、自分の中にすでにある。
- 青いベルベットの袋とキャンドル:神聖な時間、内観の場が整えられているという合図。
🌿 BURDOCK(ごぼう) の癒しの活用法
効果・効能
- デトックス、肝臓のサポート
- 血液浄化、ニキビや肌荒れに有用
- 冷えや便秘の改善にも
活用方法
- ハーブティー:根を乾燥させて煎じると、やさしい甘みのあるデトックスティーに。
- 料理:きんぴらごぼう、味噌汁、漬物など。日本人の食文化に根ざした滋養食。
- クラフト:ルーンを木片ではなく、ごぼうの輪切りに刻むと、ユニークな瞑想ツールに。
✨ 内観ワーク:The Hanged One × ごぼう
- 「今の私が“動けない”と感じているのは、なぜ?」
- 「心の中に、引き抜けていない“ごぼう”のような思いはある?」
- 「それを抜いたら、どんな気づきが見えるだろう?」
ジャーナルに書いてみることで、地中に眠っていた感情がふわりと浮かび上がってきます。
🕯 The Hanged One(吊られた男) × BURDOCK(ごぼう) × おすすめアロマ
- フランキンセンス:瞑想や内観を深めたいときに。
- シダーウッド:どっしりとした安心感。地に足をつけたいときに。
- ゼラニウム:感情のバランスをとりたいとき。
🌿 今日の私にぴったり合う精油(アロマ)診断
- 今のあなたの気分は?
- A:落ち着かない → シダーウッド
- B:気持ちがふさぐ → ゼラニウム
- C:深く自分とつながりたい → フランキンセンス
- 香りをかいだとき、どれが一番「ホッ」とした? → それが、今日のあなたを支えてくれる香りです。
🌌 ごぼうの神話とスピリチュアルストーリー
- 中世ヨーロッパでは、ごぼうは“聖なる守りの草”として魔除けに使われていました。
- 地中に潜り、静かに力を蓄えるその姿は、魂の深い部分とつながる霊的な存在ともされていました。
- 北欧の神オーディンがルーンを手に入れるために“世界樹に吊るされた”という伝説とも重なり、 ごぼうは「内観の旅のガイド役」として今も語り継がれています。
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このシリーズでは、タロットと植物のメッセージを通じて、「自分自身とやさしくつながる時間」を提案しています。
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