子どもとの関わり・不登校と向き合う

親が心配しすぎてしまう理由、子どもが悩んでしまう理由── その根っこにある “比較” の話

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

子育てをしていると、どうしても他の子と比べてしまうことがあります。

「どうしてあの子はできて、うちの子はできないんだろう」
「勉強しないけれど、このままで大丈夫かな」
「もっとしっかりしてほしい…」

そんな不安や心配が、つい言葉になって出てしまう。

一方で、子ども自身も、同級生を見ながら悩んでしまいます。

「友だちは上手にできているのに」
「自分だけ遅れてる気がする」
「なんで自分はこうなんだろう」

そして、親も子どもも、心のどこかで落ち込んでしまう。

でもね——
実は “比較してしまうこと” 自体は、まったく悪いことではないんです。

むしろ、人間が長い歴史の中で身につけてきた、とても自然な反応なんです。

なぜママは、子どもを比べてしまうのか

比べるとき、ママの心の奥にあるのはいつもたったひとつ。

「幸せに生きてほしい」
この願いだけ。

転ばないように、困らないように、つまずかないように。
未来にあるかもしれない“痛み”を先に避けさせようとする、本能。

だから比べてしまうのは、“愛ゆえの反応”なんです。

比べた自分を責める必要はひとつもありません。

なぜ子どもは、比べて悩んでしまうのか

子どもはまだ「自分の軸」が育ちきっていません。
だから、同級生のできること・できないことが、そのまま心の鏡になります。

  • 友だちより遅れている気がする
  • 自分だけダメな気がする
  • 誰かと比べて心がザワザワする

これらは、成長の過程でとても自然なステップ。

他の誰かと自分を重ねることで、「自分はどうありたいのか」
その姿が少しずつ作られていくんです。

少し深い話 ── 「比較する心」は人類史から続く本能

ここで少しだけ、視点を遠く遠くへ。

何万年も昔の話。
まだ文明もなかったころ。

私たちの祖先は、生きるために常に周りを観察していました。

  • あの仲間はどれくらい強い?
  • 敵はどれほど危険?
  • 自分はどこに立つべき?
  • どう動けば生き残れる?

これらすべてが 比較 による判断。

比較は、生存のための“危険察知システム”だったんです。

だから私たちの脳には今でも、比べてしまう回路が標準装備されている。

これ、止めようと思って止められるものじゃないんです。
本能だから。

では、親子はどうすればいい?

鍵は「気持ちの向きをそっと変える」こと。

比較を悪者にしなくていい。
本能を無理に消そうとしなくていい。

大切なのは、“比べてしまったと気づいたあと” の扱い方。

気持ちが他の子へ向いてしまったら、その方向を責めるのではなく、ただそっと、本来向かうべき場所へ向きを変えてあげる。

親の場合

比較して不安になったときは、こう問いかけてみる。

「私は、この子にどんなふうに生きてほしいと願っているんだろう?」
「私は何が不安なんだろう?」

この問いが、本音の方向へ気持ちを戻してくれる。

子どもの場合

子どもが比べて落ち込んだら、
その子の気持ちを一度受け止めたあと、こう聞いてあげる。

「比べて苦しかったね。
ほんとはどうなりたい? どんな自分でいたい?」

これだけで、子どもの心はふっとゆるむ。

比較 → 自己否定
ではなく
比較 → 気づき
へ変わる瞬間。

まとめ ── 比較は本能。

気持ちの向きをそっと変えれば、親子の心は軽くなる。

“比べてしまう”ことは、人間が受け継いできた大切な本能。

だから、親が比べてしまうのも、子どもが悩むのも、全部そのままで自然なこと。

大事なのは、比べたあと、どこへ心を向け直すか。

気持ちの向きをそっと変えるだけで、比較は親子を苦しめるものではなく、“願いに気づくためのサイン” になります。


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