私自身の経験・葛藤・気づき

怖い夢から自由になる方法|明晰夢で「これは夢だ」と気づいた私の体験談

🌙 これは夢だって気づいた日

はじめに|怖い夢を見たことはありますか?

寝ているはずなのに、何かに押しつぶされそうになる。
目を開けたくても開けられない。声も出ない。体も動かない。
そして、耳元には誰かの息遣い――。

そんな「夢なのに、現実のように恐ろしい体験」をしたことはありませんか?

私は高校生のころ、何度もそんな夢を見ていました。
それは金縛りのようでもあり、でも実際には夢で。
当時の私はとても怖くて、夜が来るのがいやで、布団に入るのが不安でした。

🕊この記事を読むとこんなメリットがあります

「怖い夢に囚われていた私」から、「夢の中でさえ、自分を守れる私」へ。
安心して眠れる力は、すでにあなたの中にあります。

🎒 高校生の頃、私が見ていた夢

その夢は、いつも同じパターンでした。

誰かが私の体に乗ってくる。
その重さは、どんどんどんどん強くなって、息ができないほど。
動こうとしても体はびくともせず、声も出ない。
目は開かないのに、乗っている人が「男性」だということだけは、なぜか感じ取れてしまう。
そして、耳元にはその人の荒い息遣い――。

目を開けなきゃ、逃げなきゃ、でもどうにもならない。
心の中で「助けて」と叫んでも、誰にも届かない。
そんな夢を、何度も何度も見ていました。

💬 ある人の一言で、私は救われた

あまりにも眠るのが怖くて。
ある日、私は信頼していた年上の人にこの夢の話をしてみました。

その人は大学で心理学を学んでいて、心のことにも詳しい人でした。
話を聞いたその人は、こう言ってくれたのです。

「金縛りじゃないよ。夢だよ。だから大丈夫。安心して、ゆっくり寝てね。」

その一言で、私はふっと力が抜けたのを覚えています。

🌠 初めて「これは夢だ」と気づいた夜

その数日後、またあの夢を見ました。

私の体に何かが乗ってくる。息ができない。怖い。どうしよう。
――でもそのとき、ふと心に思い出したんです。

「これは夢だ。だから大丈夫。私は大丈夫。」

そう心の中で唱えているうちに、なんと、私は本当に目を覚ますことができたのです。

すごい…と思いました。
自分の意志で、夢から抜け出すことができた。
それが私の初めての「明晰夢(Lucid Dream)」の体験でした。

🌛 それ以来、私は怖い夢に振り回されなくなった

あの夢は、今でも時々見ます。
でも、もう怖くありません。

「これは夢」と気づいた私は、夢の中で「目を開けよう」「大丈夫」と自分を励まし、すぐに目を覚ますことができるようになったからです。

それは、自分で自分を守れるという安心感。
怖い夢さえも、味方につけられるという感覚でした。

💡 明晰夢ってなに?

明晰夢とは、夢の中で「これは夢だ」と気づいている夢のこと。
時には夢の内容をコントロールしたり、自分の意志で目覚めたりすることもできます。

  • 心の不安や恐れが夢となって現れたとき
  • 抜け出せない感情に囚われたように感じるとき

「これは夢だから大丈夫」と気づけるだけで、その夜はもう、怖いだけのものではなくなるのです。

✨ おわりに|怖い夢に悩むあなたへ

眠ることが怖いと感じていたあの頃の私。
そんな私が、ある人のやさしい一言と、自分の中の気づきによって、「眠ることが安心できる時間」へと変わっていきました。

もしかしたら、今この記事を読んでくれているあなたも、かつての私と同じように、怖い夢に苦しんでいるかもしれません。

でも、きっと大丈夫です。
あなたの中にも、「これは夢だ」と気づける力があります。
そのことを、どうか忘れないでいてください。


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