毎日があっという間に過ぎていきます。
子どものこと、家のこと、仕事のこと。気づけば肩に力が入り、呼吸が浅くなっていることはありませんか?
私自身もそうでした。
パソコンに向かっているとき、家事に追われているとき、気づけば「息が上のほうでしかできていない」感覚。
私は時々、近くの小さな山にハイキングに行きます。
山に入って森林浴をすると、自分がどれだけ浅い呼吸で過ごしていたかにハッとさせられるんです。
森で吸う空気は、体の奥まで届いて心まで整えてくれる。
だからこそ、日常でも呼吸を意識するようになりました。
呼吸と心はつながっている
呼吸が浅いと、イライラや不安が強まりやすくなります。
逆に、深くゆっくり息を吐くと、自然と体の緊張がほぐれ、気持ちも落ち着きます。
「なんだ、この悩み、大したことないな」と思えるのも、実は呼吸の力。
難しい理屈はいりません。
体の仕組みとして、深呼吸は私たちをラクにしてくれるんです。
忙しいママでもできる「1分呼吸習慣」
「でも、時間がないから…」という声が聞こえてきそうです。
大丈夫。おすすめしたいのは、朝と夜の1分だけ。
- 朝の1分:目覚めたら布団の中で大きく3回深呼吸。「今日も始まる」という区切りができます。
- 夜の1分:布団に入ったら、ゆっくり吐くことを意識して深呼吸。心と体を眠りへとやさしく誘います。
この2つを繰り返すうちに、日中のちょっとした瞬間にも「呼吸を整えよう」と思い出せるようになります。
植物のように、自分にも水やりを
夕方の庭で、水をあげた植物がいきいきと輝く瞬間があります。
私たちも同じ。1分の深呼吸は、心と体への“水やり”です。
小さなひと呼吸で、また元気を取り戻せます。
今日から、あなたも
「あなたは今日、どのタイミングで呼吸を整えますか?」
朝の1分でも、夜の1分でも構いません。小さな習慣が、きっと心を守る力になります。
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