大アルカナ

12. The Hanged One × BURDOCK のメッセージ 【 見えなかった心の根っこが抜けた日 】

動けない私に必要だった“ごぼう抜き”という気づき

子育てをしていると、「なんだか動けない」「何をしても進んでいない気がする」──そんなふうに感じる日、ありませんか?

忙しい毎日、子どもを優先して自分のことは後回し。気づけば深呼吸すら忘れていて、「私って、どうしたかったんだっけ?」と立ち止まってしまうこともあるかもしれません。

そんな“立ち止まった時間”は、もしかしたら「ごぼう抜き」のような気づきのチャンスかもしれません。

今回は、タロットの《The Hanged One(吊るされた男)》と植物のBURDOCK(ごぼう)を重ね合わせながら、動けなかった私に必要だった「心の根っこを抜く」という視点を、やさしくお届けします。

🌿 BURDOCK(ごぼう)=ママの内側にある“がんばり”の根っこ

ごぼうって、土の中にまっすぐ深く伸びている根っこですよね。
まるで、毎日の子育ての中で、言いたいことを飲み込んだり、自分の気持ちを後回しにしたりしながら、じっとがんばってきた私たちママの姿そのもの。

タロットの「The Hanged One吊るされた男(吊るされた男)」というカードは、そんな“動けないように感じる時期”を描いています。
でも、それは無駄な時間なんかじゃなくて、「わたしの本当の気持ち」に気づくための大切な時間なんです。

「ごぼう抜き」とは?:言葉の由来と象徴

ごぼうは根が深く、長く、地中にしっかり食い込んでいるため、抜くのがとても大変。

そこから転じて、「根の深いものを一気に抜き去るような動き」や「一気に順位を上げる」といった意味が生まれた言葉です。

🌀 「ごぼう抜き」は、自分の本音をすくいあげること

ごぼうを抜く作業って、けっこう大変なんだそうです。
引っぱっても抜けないし、根が深いから力がいる。

それって、自分の中にある「本当はこうしたい」「もう限界かも」といった気持ちにも似ていませんか?

でも、ある日ふと、スッと抜けるときが来る。

☀️ ごぼうが抜けたら、やっと自分の気持ちが見えてくる。
☀️ ごぼうの根には、ずっと抱えてきた「わたしの想い」が詰まっているんです。

🔍 動けないと感じた時こそ、「心の栄養」が育っている

子育て中、「なんだかやる気が出ない」「がんばれない」って感じる時期、ありますよね。
でも、タロットの「The Hanged One吊るされた男(吊るされた男)」は、そんな時間こそ「気づきの種が育っている」って教えてくれます。

自分を責める代わりに、そっと深呼吸してみてください。

🌱 「わたし、ちゃんとがんばってる」
🌱 「今はちょっと、休むタイミングなだけ」

🌿 ごぼうの花言葉も、ママの強さとやさしさそのもの

  • 人格者:自分を整えて、静かに家族を支える姿
  • 厳格:ブレずに子どもに向き合おうとする気持ち

これって、私たちママが毎日無意識にやってることですよね。

🌄 今日の問いかけ(ママの心のジャーナルタイム)

  • 私の中に、まだ“言えないまま”になっている気持ちはある?
  • その気持ち、そろそろ出してもいいかも……って思えてる?
  • もし心のごぼうがスッと抜けたら、どんな気持ちになる?

「動けない」って思う時間は、心の根っこが育っている時間。だからこそ、ごぼうのように深く張った想いを、自分のペースで抜いてあげよう。

抜けたときに見えるのは、ちゃんと「わたしのままでよかったんだ」っていう、小さくて確かな光です。

それはきっと、これからのあなたの道しるべになるルーン(魂の言葉)になるはずです。


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