葛湯を飲む習慣
朝晩が冷え込むようになる秋、私にはひとつの小さな習慣があります。
それは「葛湯を飲むこと」。
私は昔から冷え性で、秋になると手足がすぐに冷たくなってしまいます。
そこで数年前から、秋から冬にかけて体質改善を意識して、葛湯を欠かさず飲むようになりました。
ネットで購入した粉末の本葛に、黒砂糖を加えて、少しの水で溶いてから熱いお湯を注ぐ。
とろりとした優しいとろみと、じんわりと体の芯から温まる感覚。
喉がイガイガするとき、風邪のひきはじめ、心が落ち着かないとき――
そんなときも、葛湯はふんわりと包み込むように、身体と心をゆっくり温めてくれるのです。
《6. The Lovers(逆位置)》に描かれた「葛」の意味
和ハーブタロットの《6. The Lovers》のカードには、まるで楽園のような穏やかな場面が描かれています。
右側には裸の若い男性、左側には裸の若い女性、ふたりはお互いを見つめ合うことなく、
頭上に浮かぶ羽のある天使を見上げています。
その天使の両脇に添えられているのが、「葛」の葉と花。
空の高くには、赤く燃える太陽が昇っています。
葛が伝えてくれるメッセージ
葛は、昔から身体を温め、毒素を排出する植物として重宝されてきました。
その根(葛根)は、漢方の「葛根湯」にも使われていて、風邪の初期症状や筋肉のこわばり、冷えなどを和らげる力があります。
カードが逆位置で出たとき、私は「今、自分のバランスが少し崩れているのかもしれない」と感じました。
- 体の冷え
- 心の不安定さ
- パートナーや家族とのズレ
- 自分の本心が見えなくなる感覚
どれも、「冷え」や「滞り」からくるもの。
だからこそ、葛のように内側からじんわり温め、巡らせることが必要なのです。
バランスを取り戻す「選択」のために
《The Lovers》のカードは、もともと「選択」や「愛と調和」を意味します。
けれど逆位置では、その選択に迷いがあったり、自分を見失っていたりする可能性を示しています。
冷えてこわばった身体では、行動する気力も出てきません。
心が固まってしまえば、相手の気持ちを受け取る余裕もなくなります。
そんなとき、身体を温める葛のような存在が、そっと背中を押してくれるのです。
まずは自分の心身をゆるめ、整えること。
そうすれば、次に進むべき方向が、少しずつ見えてくるはずです。
おわりに:自分を温めるという選択
毎朝、葛湯をゆっくりと飲む時間。
それは、私が「今日の私を大切にする」と決める、小さな儀式です。
もし今、あなたの心や身体が冷えていたり、ちょっとした違和感を感じていたら。
どうか、自分を温める時間をとってあげてください。
そして、あなた自身の「The Lovers」の選択を、心地よいものにしていけますように。
🌿今日のハーブメモ|葛(くず)
- 分類:マメ科クズ属
- 主な効能:発汗、解熱、鎮痛、血行促進
- 利用部位:根(葛根)、花、葉
- 使い方:葛湯、葛根湯、天ぷら、草餅など
おすすめレシピ:黒砂糖入りとろとろ葛湯
- 葛粉(本葛)…小さじ1〜2
- 黒砂糖または蜂蜜…小さじ1
- 少量の水で溶いてから、熱湯150mlをゆっくり注ぎながらかき混ぜる
- お好みで生姜を加えても◎
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