和ハーブタロット「The World × 麻」からのメッセージ
理由のない不安に包まれた朝
今朝、私は突然理由のない不安に襲われました。
前夜はぐっすりと眠り、目覚めも快適。
ここ最近の私は、自分のペースで仕事を進め、心も落ち着いていて、毎日が穏やかでした。
それなのに、なぜか胸の奥がざわついて、過去の記憶がよみがえり、子育てでの後悔や、やり直せないことばかりが頭をよぎったのです。
読書と「感情の着地」
それでも、私はいつもの習慣――朝の読書を始めました。
お気に入りの本の中に、今の現実とは違う世界が広がっていきます。
ページをめくるうちに、心が少しずつ整って、「大丈夫」と思える気持ちが、静かに戻ってきました。
麻のエプロン
そして、朝の家事を終え、パソコンに向かいました。
パソコンに向かうときは、いつも麻のエプロンを身につけます。
このエプロンは、以前「電磁波対策によい」と聞いて購入したもの。
本当に効果があるのかは正直わかりません。
けれど、肌にまとうと安心感がふわっと広がるんです。
私にとって、麻は「科学」ではなく「感覚」なのかもしれません。
“自分を守ってくれている”という感覚が、私を落ち着かせてくれる。
和ハーブタロット「21. The World × 麻」との出会い
そのとき、ふと思い出したのが、和ハーブタロットの「21番:The World × 麻のカードでした。
カードに描かれているのは、足元に麻の葉が広がる道を、少し上を見上げながら歩く女性。
彼女の表情は、未来を信じる人の穏やかなまなざしに満ちています。
麻のカードに込められた世界観
和ハーブタロットの解説書には、こんな一文があります。
「一人一人が今ここに向き合い、考えることを諦めなかったから、希望は紡がれ今があります。両刃の剣である麻に人は向き合い考え続け、その未来は希望に満ちていました。そして、ひとつの結果を成しても、考えることを止めないでしょう。」
The Worldのカードが伝える意味
「The World」は、タロットの22枚の大アルカナの最後にあたるカード。
物語の“終わり”であり、“完成”の象徴とも言われます。
けれどこのカードは、終わりではなく、次の始まりでもあるのです。
麻のカードがそこに対応しているのはとても象徴的です。
麻は成長が早く、しなやかで、環境にもやさしい植物。
神事に用いられる神聖さを持ちながら、現代では電磁波対策や衣料としても活用されています。
つまり、伝統と未来、両方をつなぐ存在なのです。
私にとって麻とは?
私にとって麻は、「完全な防御」ではなく「心を整える境界」のようなもの。
それは科学では証明できないけれど、“感覚”として確かにあるもの。
- ざわつく心を落ち着かせたいとき
- パソコン作業でエネルギーが乱れやすいとき
- 自分を見失いそうなとき
そんな時に、そっと羽織るだけで、私は自分の中心に戻れる気がするのです。
そして、もう一度カードを眺めて思った
「こんな過去のことを考えても、やり直せない。」
そう思った今朝の自分。
でも、The World × 麻の少女はこう語ってくれていました。
「それでも、顔を上げて歩いていこう。」
「未来は、あなたの中の“考え続ける力”が紡いでいくんだよ。」
一歩ずつ、麻の葉の道を歩いていく
不安に包まれた朝も、カードと麻の力で、私はまた少しだけ、優しくなれた気がします。
それは「希望に満ちた人でいられるように」という、和ハーブタロットからの静かな祈りなのかもしれません。
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