秋の風にのって、ふわりと金木犀の香りが漂う季節になりました。
朝の通勤途中や子どもの送り迎えの道すがら、どこからともなくあの甘い香りがしてくると、思わず立ち止まって深呼吸したくなります。
金木犀の花は小さくて、咲いたかと思えばすぐに散ってしまう。
けれど、その散った花びらでさえ地面を金色に染めて、しばらくの間やさしく香り続けます。
そんな姿を見ていると、「心を開く」ってこういうことなのかもしれない、と思うのです。
花の象徴が教えてくれる「心を開く」ということ
Herbcrafter’s Tarotのカードにも、たくさんの花が描かれています。
タンポポ、ヒマワリ、ローズ、ホーソン、カメリア、ダチュラ、セントジョーンズワート……。
どの花も、光を受けて花びらを開き、香りを放ちながら世界とつながっています。
花は、受粉のために花びらを広げ、虫たちを招きます。
でも、それは押しつけではなく、ただ「私はここにいます」と静かに伝えているだけ。
この「開く」という行為そのものが、タロットの中で心を開く象徴として描かれているように感じます。
自分から心を開くということ
人は誰かに理解してもらいたい、助けてもらいたいと思うもの。
でも、ああしてほしい、こうしてほしいと求める前に、まず自分の心を受け入れることから始めてみる。
ありのままの自分を認めて、ほんの少し心の扉を開くと、不思議と周りの人が自然に助けてくれることがあります。
金木犀が香りで虫を引き寄せるように、心を開くことは「相手を変えること」ではなく、「自分の香りを放つこと」なのかもしれません。
花に宿る女性性の象徴
Herbcrafter’s Tarotに描かれた花は、どれも受けとめる力・感じる力・育む力を象徴しています。
それは“女性性”と呼ばれるものにもつながっています。
女性性とは、ただ優しくすることではなく、恐れを手放して光を受け入れる力。
咲くタイミングも、咲き方も、花それぞれ。
人もまた、自分のリズムで心を開いていいのだと思います。
内観ワーク
カードの花を眺めながら、自分に問いかけてみてください。
- 私はいま、どんな花のように咲いているだろう?
- 誰に、どんな香りを届けたい?
- 心を閉ざしてしまっている部分はないだろうか?
まとめ
花は、ただ咲くことで世界と調和しています。
何かを頑張って伝えようとしなくても、心を開くことで自然に分かち合いが始まる。
Herbcrafter’s Tarotの花の象徴は、そんな「開く勇気」を静かに教えてくれます。
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