このブログの想い/自己紹介

第2回:「母になり、気づいた“癒し”の必要性」

アスファルトのすき間に咲く草花に涙——母として変わっていった私のこと

出産をきっかけに、私は「この子を一生守る」と心に決めました。

その想いから、自然と、日々の暮らしの中で“心と体にやさしいもの”を選ぶようになります。
洗剤、食べ物、薬。気になったのは、「子どもに本当に安心して与えられるものなのかどうか」。

そして、アロマやハーブに出会いました。
手作り石けんにも興味を持ち、自分の手でつくることの楽しさと安らぎを知ります。

そんな暮らしを続けていましたが、子育てや家事、仕事、夫婦関係——
日々の中で少しずつ心に余裕がなくなっていきました。

子どもが中学生になると、今まで素直だったその子が、だんだん変わっていきました。ピリピリした空気を敏感に感じ取っていたのです。徐々に元気をなくしていきました。

微熱、食欲不振、無言、そしてついにはベッドから起き上がれなくなりました。
学校も行けなくなり、空白の日々を送るようになりました。

私はパニックになり、あらゆる病院を巡りました。

病院の先生は言います。
「心の問題ではないですか。お母さんのせいではないですか」
その言葉に私は深く傷つきました。

でも1年後ようやく素晴らしいお医者さまに出合うことができ、数年かけて、子どもは少しずつ回復していきました。

その過程で、私はようやく気づいたのです。
「母としてできることは、安心して眠れる場所と、おいしい食事、そしてコミュニケーションだけだった」

出産したときの、あの「いてくれるだけで幸せだった」気持ちを、私はいつの間にか忘れていました。

知らず知らずのうちに、期待し、求め、子どもの心を追いつめていたのです。

——そんな私を、子どもは自分の体を使って気づかせてくれました。
「ママ、それじゃだめだよ」って。

私は生まれ変わろうと決めました。


そして、改めてハーブとアロマを学び直すことにしたのです。


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