砂漠に咲く、小さな黄色い花
クレオソートブッシュは、ソノラ砂漠に生える生命力の強い低木です。
乾ききった大地でも、ほんのわずかな雨に応えて、小さな黄色い花を一斉に咲かせます。
その姿は「生きる力は大きな恵みではなく、ささやかなきっかけで芽吹くのだ」と私たちに教えてくれるようです。
子どもが教えてくれた「限界のサイン」
私も子育ての中で、今振り返れば「なぜもっと優しく見守れなかったのだろう」と後悔する瞬間があります。
子どもが不登校になったとき、きっと心も体も限界だったはず。
それなのに私は気づかず、「頑張って」「大丈夫」と言ってしまった。
本当は、その時に必要だったのは「がんばれ」ではなく、「ここにいていいよ」という小さな雨のような言葉だったのかもしれません。
わずかな言葉が、雨になる
クレオソートブッシュが、わずかな雨で花を咲かせるように、
子どももまた、ほんの小さな言葉や態度に応えて命を輝かせる存在です。
大きな解決策や特別なサポートでなくてもいい。
ママの「そのままでいいんだよ」という一言や、ただそばに座る時間が、子どもにとっては砂漠に降る雨になるのです。
過去の後悔より、これから注ぐ雨を
私自身、後悔の気持ちは消えません。
でも大切なのは「これからどう注ぐか」。
雨は遅れても降れば大地を潤すように、今からでも子どもに言葉を届けることができます。
だからこそ私は、植物やタロットを通して「小さな雨のような寄り添い」を伝えていきたい。
それが私の役目であり、同じように悩むママたちへのメッセージです。
🌿 今日の問いかけ
あなたの子どもにとって「わずかな雨」になるのは、どんな言葉でしょうか?
- 「ここにいていいよ」
- 「無理しなくていいよ」
- 「あなたのことが大切だよ」
その一言が、きっと花を咲かせるきっかけになります。
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