アロマの基本と使い方

お腹が痛いとき、すぐ薬を飲みますか?

ママのための自然なセルフケアのすすめ

私は急な腹痛に悩まされることが時々起こるのですが、皆さんはいかがですか。

日本人は、湿気が多い国なので、胃腸の弱い人が多いようです。

今日は、薬に頼りすぎないために知っておきたいお話と、ママでもできるアロマケアをご紹介します。

🔍 下痢止め薬って、実はこんな影響があるんです

市販の下痢止め薬は、腸の動きを抑えて「一時的に症状を止める」ためのもの。
でも、実はこんな副作用的な影響もあるんです。

❶ 出すべきものを止めてしまう

下痢は、体にとって「いらないものを早く外に出したい!」という防御反応。
薬で無理に止めると、かえって症状が長引くことも。

❷ 腸内環境が乱れやすくなる

薬の影響で善玉菌もダメージを受けることがあります。
腸内バランスが戻るまでに、1〜3か月以上かかることもあるようです。

❸ 別の不調につながることも

一時的に下痢が止まっても、「出せなかったもの」が原因で便秘やお腹の張りなど、次のトラブルになることも。

🌿 自然に整えるアロマケアという選択肢

薬で無理に止めるのではなく、体の働きを整える方向へサポートしてくれるのが「精油(エッセンシャルオイル)」です。

香りの力で、心と体をやさしく調整してみませんか?

✅ お腹の不調におすすめの精油(代表例)

精油名主な作用
ペパーミント腸のけいれんをゆるめて消化を助ける
ローマンカモミールお腹の痛みや緊張をやさしくゆるめる
ラベンダーリラックス・抗菌・自律神経の調整に
フェンネルガスや張りが気になる時におすすめ(※妊娠中は避けて)
ジンジャーお腹を温めて、冷えが原因の不調を整える

🔸腹痛・下痢の時のアロママッサージオイル

材料(大人1回分)

  • 植物油(ホホバオイルなど)10ml
  • ラベンダー 1滴
  • ペパーミント 1滴(またはジンジャー)
  • フェンネル 1滴(※授乳中・妊娠中の方は省いてOK)

👉 おへそを中心に、時計回りにやさしくマッサージしてください。
手のひらでお腹を温めるようにすると、心もゆるんできますよ。

📝 香りの選び方のコツ

  • 「症状を止める」より、「整える」ことを意識して
  • 好きな香り、心地よい香りを選ぶ(イヤな香りは今の自分に合っていないサイン)
  • ストレス?冷え?食べすぎ? → 原因に合った香りを選ぶことが大切

💡 精油を使うメリットって?

  • 自然な排出リズムを邪魔しない
  • 腸内環境を優しくサポート
  • 「自分の体の声」に敏感になれる
  • 薬に頼りすぎない“自分を整える力”が育つ

🌸 講座では、さらに中医学の観点から「原因に合った精油の選び方」を詳しくお伝えしていく予定です。
「冷えによる腹痛」「ストレスでゆるくなるお腹」「胃腸の弱さ」など、ママ自身やお子さんの体質を知る手がかりにもなりますよ。

香りに寄り添いながら、毎日の不調と自然につき合うヒントを見つけてみませんか?


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