大アルカナ

【心を癒す占い】The Lovers × HAWTHORN ~不登校の子を見守るママへ~

風にまかせて、今を生きる

子どもが不登校になったとき。
あんなに素直だったのに、まるで別人のように変わってしまったように感じて、「どうしたらいいんだろう…」と悩んでいるママは多いと思います。

頑張ってきたからこそ、うまくいかないことがつらくて、つい怒ってしまったり、自分を責めてしまったり…。

だけど、そんなときに心に浮かんだのが、《Herbcrafter’s Tarot》の「The Lovers × HAWTHORN(セイヨウサンザシ)」というカードでした。

🌸 傾いたサンザシの木が教えてくれたこと

サンザシの木は、風の強い土地に生えていることが多く、一方から吹きつける風にさらされて、まっすぐには伸びません。

傷ついた枝は成長できず、反対側の枝ばかりが育っていく。
やがてその木は、風になびくように、傾いた形になっていきます

でも、それは「ダメな形」ではないんです。
サンザシはその傾いた枝に合わせて、幹や根を強く育て、嵐に耐えられるように、全体のバランスを取りながら生きていくのです。

棘があっても、それは愛があるから

サンザシには棘があります。
それは攻撃のためではなく、「大切なものを守るため」のもの。

ママがつい怒ってしまうのも、心配して言いすぎてしまうのも、愛があるからこそなんですよね。
それを自分で責めなくていい。
その棘は、あなたの中の「守りたい気持ち」なんです。

💞 子どもとママの、あたらしい形

不登校は「間違った道」ではありません。
ただ、まっすぐじゃないだけ

でもその道の先に、今までとは違う形の学びや成長があるのだと思います。
ママも、子どもも、揺れながら、戸惑いながら、でも確かに、自分たちなりの形を作ろうとしている。

だから――

急がなくていいんだよ。
人と違っていてもいいじゃない。
風にまかせて。
なるようになるから、心配しないで。

サンザシの木のように、あなたの家族もきっと、それぞれのバランスを見つけていけます。

✨ 最後に

今のあなたの姿は、傾いて見えるかもしれません。
でも、それは自分なりのバランスを見つけながら生きている証です。

サンザシのように、風に吹かれても、その風に身をゆだねながら、しなやかに形を変えて生きていく――
そんな姿は、じつはとても強くて、美しいものなのだと、私は思います。


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