🌿植物と心をつなぐ内観の時間へようこそ
EUCALYPTUS(ユーカリ)の葉は、スーッとした香りで私たちの呼吸を整えてくれます。
アロマセラピーでは、思考が曇ったときや、もやもやした気持ちを晴らしたいときに選ばれることの多い植物です。
でも、《The Herbcrafter’s Tarot》の「Seven of Air × EUCALYPTUS(ユーカリ)」は、そんな軽やかな癒しとは別の、もう一つのメッセージを静かに教えてくれました。
🔥EUCALYPTUS(ユーカリ)は、火と共に生きている
EUCALYPTUS(ユーカリ)の木は、自らが放つオイルによって火を引き寄せ、山火事が起こると、他の植物や動物たちを焼き尽くしてしまいます。
でも、それは破壊のためではありません。
むしろその火こそが、EUCALYPTUS(ユーカリ)にとっての「再生」の始まり。
焼け野原になった土地に、EUCALYPTUS(ユーカリ)は最初に芽を出し、強く立ち上がります。
💡「簡単に手に入るものには、代償がある」だけじゃない
このカードのガイドブックには、「エッセンシャルオイルは大量の植物を必要とし、その裏には環境破壊もある」と書かれています。
その通り、精油を使うことには“目に見えない代償”があります。
でも私は、もう一歩深いところで、このカードをこう感じました。
「あなたが燃やしてでも守りたいものは、何ですか?」
EUCALYPTUS(ユーカリ)は、自分の子孫を守るために火を使います。
他を犠牲にしてでも、自分のいのちを次に繋げるために――。
🌬風と火、両方のエネルギーを持つカード
このカードは「Air(風)」のスートです。
だから「理性」「知識」「情報」「誠実さ」を象徴する側面があります。
でも同時に、EUCALYPTUS(ユーカリ)の“火の性質”がそこにあることで、
- 自分の本心を照らす「光」としての風
- 譲れないものを守る「炎」としての火
――この二つのエネルギーが共存しているように感じます。
EUCALYPTUS(ユーカリ)とともに、自分を見つめる内観ワーク
EUCALYPTUS(ユーカリ)の香りやカードのイメージを思い浮かべながら、ゆっくりと、あなたの心の奥を感じてみてください。
✨Step 1:心にある“燃やしたいもの”を書き出す
いま、あなたの中にある「モヤモヤ」「重たい思い」は何ですか?
それはどんな感情ですか?
誰かの期待? 過去の後悔? 怖れ? 罪悪感?
→ すべて正直に、否定せずに書き出してみましょう。
✨Step 2:それでも私が「守りたいもの」は?
次に、こう問いかけてください。
🔥「私は、何を守るためにここまで苦しんでいるんだろう?」
🔥「それは、私にとって“譲れないもの”ではないだろうか?」
書き出せたら、その想いにそっと手を当てて、深呼吸してみてください。
✨Step 3:EUCALYPTUS(ユーカリ)の言葉を受け取る
最後に、こんな言葉を目を閉じて唱えてみてください。
「私は、燃やしてでも守りたいものを、大切にして生きていきます」
「私は、自分の火を信じます」
🌿EUCALYPTUS(ユーカリ)が教えてくれたこと
あたたかい日差しの下で、EUCALYPTUS(ユーカリ)の葉が風に舞い、本の上に落ちていく――
その静かな光景の中に、「覚悟」のような強さを感じました。
他人の声に流されそうになるとき、空気を読んで自分を抑えそうになるとき、このカードはきっと、こう語りかけてくれるでしょう。
「あなたは、自分の火を守っていい」
「あなたの中にある、燃やしてでも守るべきものを信じていい」
🌱心をクリアにするEUCALYPTUS(ユーカリ)の香りとともに
このカードに惹かれたあなたは、きっと今、何かを選び取ろうとしているのかもしれません。
他人の期待や常識に飲まれそうなとき、そっとEUCALYPTUS(ユーカリ)の香りを吸い込んで、深呼吸してみてください。
本当に大切なことは、いつも自分の中にある――
その“静かな確信”に気づけるように。
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