歴と自然

【七十二候】蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)と苔色(こけいろ)の季節

※このブログ記事でご紹介しているタロットカードの意味や解釈は、筆者自身の経験と直感に基づくものです。また、本ページ掲載のイラストはAI生成ツールにより作成したオリジナル作品です。

【七十二候】蟄虫啓戸とは 3月5日~3月10日頃

三月に入り、土のぬくもりが少しずつ感じられる頃。
【七十二候】ではこの時期を 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく) と呼びます。

「蟄」は、土の中で冬を越す虫のこと。
「啓戸」は、戸をひらくという意味です。

冬のあいだ土の中にこもっていた虫たちが、春の気配に気づき、ゆっくりと動き始めます。

地面の下では、すでに季節が動いています。
畑や庭の土を見ていると、ふっと柔らかくなった土の表面に、小さな穴や動きの跡が見つかることがあります。

それは、冬の眠りから目覚めた命のしるしです。

苔色(こけいろ) ― 静かな命の色

蟄虫啓戸の季節に似合う色は、苔色(こけいろ)
深く落ち着いた緑色で、湿った土や苔の景色を思わせる日本の伝統色です。

冬のあいだ静かに息づいていた苔は、春の湿り気とともに、やわらかな光を帯び始めます。
土の上ではまだ大きな変化は見えなくても、地面の近くには、確かな生命の気配があります。

苔色は、そんな静かな命の動きを表す色です。

蟄虫啓戸の頃の体をいたわるハーブティー

春の始まりは、体もゆっくりと目覚めていく時期です。
温かいハーブティーは、体を内側からやさしく温めてくれます。

春の目覚めのブレンド

・レモンバーム
・リンデン
・ペパーミント(少量)

レモンバームのやわらかな香りに、リンデンの落ち着いた甘さ。
そこにほんの少しのペパーミントを加えると、体が軽く目覚めていくような清々しさが生まれます。

朝の時間や、ゆっくり過ごす午後におすすめです。

春の気配を感じるアロマブレンド

春の空気を感じる香りは、気持ちを軽くし、呼吸も深くしてくれます。

春の森の香り

・レモン
・ユーカリ
・シダーウッド

レモンの明るい香りに、ユーカリの清らかな空気。
そこへシダーウッドの落ち着いた木の香りを重ねると、春の森のような静かな安心感が広がります。

ディフューザーで部屋に広げると、春の空気を取り込んだような心地よさを感じられます。

地面の下から始まる春

蟄虫啓戸の頃、春はまだ静かに進んでいます。
芽が大きく伸びる前に、土の中の命が目を覚まし始めます。
苔色の深い緑は、そんな季節の静かな変化を思わせる色。

春は、地面のすぐ近くから始まっています。


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