ナチュラル美容とセルフケア

陰と陽のバランスで美しくなる中医学美容入門

肌がくすむ?それ、気・血・水のバランスかも

「なんだか最近、顔色が悪い気がする…」

「生理前になると肌荒れがひどくなる…」

「化粧水がしみる時があるけど、これって乾燥?」

そんなお悩み、ありませんか?

実はそれ、中医学でいう“気・血・水”や“陰陽バランス”の乱れが関係しているかもしれません。

中医学の美容法ってどんなもの?

西洋医学が「病気を治す」のに対し、中医学は“未病(まだ病気になっていない状態)”を整えるという考え方が基本です。

つまり、「ちょっと疲れやすい」「肌にツヤがない」など、“なんとなく不調”も立派なケアの対象なんです。

美しさのカギをにぎる「気・血・水」とは?

  • 気:エネルギー。元気や代謝、免疫力に関係
  • 血:栄養。肌のハリ・血色・ホルモンにも関係
  • 水:うるおい。肌の乾燥やむくみに関係

これらがバランスよくめぐっていると、内側からキレイが育ちます。

「陰と陽」ってなに?

中医学では、すべてのものに「陰」と「陽」があると考えます。

  • 陰:しっとり、静か、内向き、水の性質
  • 陽:カラッと、動的、外向き、熱の性質

お肌の「乾燥」は陰不足、お顔の「赤み・ほてり」は陽が強すぎるなど、陰陽のバランスの乱れが美容トラブルにつながることも。

わたしはどのタイプ? セルフチェック

以下のチェックにYESが多い方は、それぞれの傾向があります。

  • □ 疲れやすく、顔色が悪い → 気不足
  • □ 肌がカサカサ、髪がパサつく → 血不足+陰不足
  • □ むくみやすい、ニキビができやすい → 水の滞り+陽が強い

おすすめのセルフケア

  • 気を補う:朝の深呼吸+ジンジャーティー
  • 血を養う:小豆や黒ごまを使った料理+ローズの香り
  • 水を巡らせる:軽いストレッチ+ペパーミントティー
  • 陰陽を整える:夜は静かに過ごす/朝は朝日を浴びる

体の内側が整えば、自然とお肌も元気に、心にも余裕が生まれます。

次回は、「肌と五行(木火土金水)」についても書いてみたいと思います。
ぜひまた遊びにきてくださいね。


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