心とタロットの時間

「当たる占い」と「気づきを促す占い」のちがい|心が整うタロットの使い方

「この先うまくいきますか」
「私、どうすればいいでしょうか」
「この先どうなるのか教えてください!」

占いにありがちな質問。
もちろん未来がわかったら不安は減るかもしれません。
でも、“当ててもらうこと”だけが占いの役割ではないとしたら?

今日は、「当たる占い」と「気づきを促す占い」の違いについてお話します。
きっと、占いの見え方が変わってくるはずです。

🌿 「当たる占い」とは?

多くの人がイメージする「占い」は、

  • 結果がズバリ当たる
  • 運命を言い当てる
  • 当たっていれば安心、外れると不満

というものかもしれません。

でも、こういった占いは、受け身の姿勢で情報を受け取るだけになりやすく、「答えをもらうこと」に依存してしまうこともあります。

🌱「気づきを促す占い」とは?

一方で、「気づきを促す占い」はこんな特徴があります。

  • 今の自分の状態を映し出す
  • 自分で選択するためのヒントになる
  • 潜在意識を言語化し、本音に気づかせてくれる

つまり、自分の内面に光を当てる占いなんです。

「あなたはこうなります」と断言するのではなく、「あなたの中に、こういう想いがあるようです」と“気づきの種”を渡してくれるイメージです。

🍀 どちらが良い・悪いではない

ここで大切なのは、「当たる占いがダメ」「気づきの占いが正しい」という話ではないということ。

  • 不安でどうしようもないとき
  • 一歩を踏み出す勇気がほしいとき

「当たる占い」が背中を押してくれることもあるでしょう。

ただし、常に“当ててもらうこと”に頼ってしまうと、自分で選ぶ力、自分で感じる力が弱くなってしまうかもしれません。

🌼 私のタロットが目指すもの

私が扱っている《Herbcrafter’s Tarot》は、植物の知恵とつながるカードです。

  • 「なぜ今このカードが出たのだろう?」
  • 「私の心は何を伝えたがっているの?」

そんな問いかけを通じて、自分自身との対話を深めていくことが目的です。

だからこそ、
「タロットカードってすごいですね」
「こんな言葉が出てくるなんて、自分で言って驚きました」
そんな言葉をお客様からいただくことがよくあります。

🔮 どんなときに「気づきの占い」がおすすめ?

  • 自分の本音がわからないとき
  • 感情が絡み合って、どう整理していいかわからないとき
  • 誰かの意見ではなく、自分で決めたいとき
  • 不安より、自信を育てたいとき

🌺 まとめ|“当ててもらう”から“感じて選ぶ”へ

占いの本当の魅力は、「未来を当てる」だけでなく、「心の声を聞くための道具」として使えることです。

もし今まで「当たるかどうか」で判断していたなら、ぜひ一度、「気づきを促す占い」と出会ってみてください。

あなたの中に眠っていた想いが、そっと目を覚ましはじめるかもしれません。


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